えっ、JPモルガンがビットコインでお金貸すって本当?

JPモルガンが来年からビットコインやイーサリアムを担保にして現金を貸し出すサービスを準備しているんです。今まではビットコインETFを担保に一部の富裕層だけに融資していたけど、今度は本物のビットコインそのものを担保として受け入れるということ。


実はJPモルガンの会長、数年前まで「ビットコインは詐欺だ」ってボロクソに言ってたんですよ。それが今では会社として積極的にビットコイン関連事業を進めているから、時代って本当に変わったなって思います。


一番の問題は、ビットコインの価格が24時間ずっと乱高下すること。株式市場は午後3時半に閉まるけど、ビットコインは深夜でも週末でもずっと取引されてますからね。だから担保価値を評価したり、リスクを管理するのが本当に難しいんです。


水色の背景に両手で白いビットコインのシンボルを優しく包み込むように持っている様子


なんでわざわざ危険なビットコインを担保にするの?


銀行側からすると、新しい収入源が必要なんです。最近は金利も低いし経済成長も鈍いから、ビットコイン担保融資は全く新しい収益源になる可能性があるんですよ。それにビットコインをたくさん持っている富裕層が増えて、こういうサービスを求める人も多くなってきました。


アメリカ政府の態度も大きく変わりました。以前は仮想通貨を規制しようとばかりしていたけど、今は関連法も作って制度の中に取り込もうとしています。トランプ大統領も仮想通貨に友好的な政策を進めていますし。


JPモルガンはコインベースのような専門保管業者と手を組んで、顧客のビットコインを安全に保管する方法も探っています。銀行のお金と顧客のビットコインを完全に分離して管理する計画だそうです。


これから銀行でビットコイン担保融資が一般的になるのかな


JPモルガンだけじゃなく、バンクオブアメリカやシティバンクみたいな大手銀行も似たようなサービスを準備しているんです。ウォール街全体がデジタル資産を本物の資産として認め始めたというサインですね。


もちろんまだ越えなきゃいけない山はたくさんあります。ビットコインの価格が急に暴落したら担保価値がガクッと下がるから、自動的に清算するシステムを作らないといけない。ハッキングや盗難のリスクも防がないといけませんし。


2026年頃には実際にサービスが始まりそうです。規制当局の承認を得て、リスク管理システムを完璧に整えるのに時間がかかるでしょう。でも伝統的な銀行がビットコインを正式に扱い始めるって、本当に大きな変化ですよ。


ソウルから見ていて思うこと


韓国でも仮想通貨への関心は高いけど、アメリカの大手銀行がここまで本格的に動き出すとは正直驚きました。韓国の銀行も追随するかもしれませんね。


ビットコインの価格変動リスクは確かに心配だけど、JPモルガンみたいな巨大銀行が参入することで、むしろ市場が安定化する可能性もあります。今まで「怪しい」「危ない」と言われていた仮想通貨が、銀行の窓口で普通に扱われる日が来るかもしれません。


将来的には、ビットコインを持っていれば家を担保にするみたいに銀行でお金を借りられるようになるかも。価格変動が激しくて危険だけど、制度圏の金融機関が入ってくればずっと安全になるでしょう。


こんな動きを見ていると、仮想通貨をちょっと勉強してみようかなって気になりますね。まずは少額から始めて、どんなものか体験してみるのもいいかもしれません。