この前、空港でスマホのバッテリーが10%切っちゃって、慌てて無料充電器探したんだよね。でもUSBポートに差し込もうとした瞬間、前に見たニュースを思い出した。公共の充電器でハッキングされるかもしれないって話。これがジュースジャッキング(Juice Jacking)っていうやつなんだ。
ジュースジャッキングは公共の場所にあるUSB充電ポートとか充電器を使って、スマホに悪いプログラムを入れたり個人情報を盗む手口のこと。USBって充電だけじゃなくてデータも送れるでしょ。ハッカーはこれを狙ってるわけ。地下鉄の駅とか空港、カフェなんかで無料で充電できるからって適当に差し込むと危ないかもしれない。
実際どれくらい危ないか調べてみたら
2025年6月にアメリカの運輸保安庁(TSA)が正式に警告を出したらしい。空港みたいな公共の場所で無料USB充電ポートにスマホを直接つなぐなって。実際にハッカーがUSBポートに悪いプログラムを仕込む事例が増えてるんだって。写真とか連絡先、金融アプリの情報みたいな大事な個人情報が盗まれたり、ひどい時はスマホが完全に使えなくなることもあるらしい。
日本でも専門家とかセキュリティ関係の人たちがずっと警告してる。まだ大規模な被害が公式に報告されたわけじゃないけど、危険性は十分あると思った方がいい。特にこういうハッキングって使ってる人が気づきにくいようにこっそり行われるから。被害にあっても長い間気づかないことがあるんだって。
だから僕はこんな対策してる
まずモバイルバッテリーをいつも持ち歩くようにした。最近のモバイルバッテリーって値段も下がったし、サイズも小さくなったから全然邪魔にならない。外出する時に前もって充電しておけば公共のUSBポートを使わなくて済むし。モバイルバッテリーは単純に電気を供給するだけだからハッキングの心配もほぼない。
本当に急ぐ時はコンセント型の充電器を探すようにしてる。USBポートじゃなくて普通の電源コンセントに差すやつ。コンセントはデータ通信できないからハッキングの危険がない。カフェとか空港のラウンジ見ると、コンセントも結構たくさんあるんだよね。
それと最近データブロッカーっていうのも知った。USBコンドームとも呼ばれてて、USBポートのデータ転送ピンを物理的にブロックする装置なんだ。これを使えば公共のUSBポートにつないでも充電だけできてデータは行き来しない。ネットで1000円くらいで買えるよ。
スマホの設定も一度確認してみて
Androidユーザーなら開発者オプションでUSBデバッグ機能を切っておいた方がいい。この機能がオンになってると外部機器がアクセスしやすくなるから。設定から開発者オプション探してUSBデバッグを無効にすればOK。
充電してる時に「このデバイスへのアクセスを許可しますか?」みたいな通知が出たら絶対に許可しちゃダメ。すぐに接続を切ること。単純に充電だけならこんな通知が出る理由がないから。
実は最新のスマホってセキュリティがかなり強化されてる。iOSとか最新のAndroidはUSB接続する時にデータ転送の許可をユーザーに直接聞いてくる。でも物理的なブロック装置を使う方がもっと安全だと思う。
今は公共の場所で充電する時、いつもこういうことを気をつけてる。最初はちょっと面倒だったけど習慣になったら別に大変じゃなくなった。みんなも念のため気をつけた方がいいかも。特に海外旅行行く時はもっと注意が必要。日本より被害が多く報告されてる国もあるからね。