Claude AIと外部アプリを連携する方法|Zapier経由で数千のツールと接続

Claude AIのIntegrations機能って知ってる?これ使うとZapierとかJira、Gmail、Slackみたいな外部アプリと直接つなげられるんだよ。最近Zapierと連携してみたら、メール要約からカレンダー管理、プロジェクト業務まで全部自動化できちゃって。設定も思ったより簡単だったから驚いた。


どんなアプリと連携できるの


連携できるアプリは大きく2種類に分かれてる。


公式で直接つなげるアプリ

  • Atlassian Jira(プロジェクト・課題管理)
  • Atlassian Confluence(ドキュメント共同作業)
  • Intercom(カスタマーサポート)
  • Asana(タスク管理)
  • Square(決済システム)
  • Sentry(エラー監視)
  • PayPal(決済)
  • Linear(課題追跡)
  • Plaid(金融データ)
  • Cloudflare(インフラ管理)


今後はStripe、GitLab、Boxも対応予定らしい。


Zapier経由でつなげるアプリ


Zapier MCPサーバーをClaudeに接続すると、5,000個以上のアプリが使えるようになる。実際に使ってるのはこんな感じ。


  • Google Workspace(Gmail、Drive、Docs、Sheets)
  • Slack(チームコミュニケーション)
  • Microsoft Outlook/Teams
  • HubSpot(CRM、営業自動化)
  • Notion、Trello、Monday.com(プロジェクト管理)
  • Airtable(データベース)
  • Salesforce(顧客管理)
  • Dropbox、Box(ファイル保存)
  • Mailchimp(メールマーケティング)
  • Calendly、Google Calendar(スケジュール管理)

ベージュ色の背景に、オレンジ色の放射状アイコン(太陽のような形)と黒色で「Claude」と書かれたテキストが配置されたClaudeのブランドロゴ。シンプルでモダンなデザインで、AIアシスタントのブランドアイデンティティを表現している。

Zapier MCPでClaudeと連携する手順


実際に設定してみた流れを説明するね。全部で10分くらいあれば終わる。


ステップ1:Zapier MCPサーバーを作る


まずZapierにログインして、Zapier MCPダッシュボードに移動。「+ New MCP Server」をクリックして、ClaudeをMCPクライアントとして選択。サーバー名は「Zapier MCP」みたいに分かりやすく付けて「Create MCP Server」をクリックすればサーバーができる。


ステップ2:連携したいアプリと機能を追加


作ったMCPサーバーで「+ Add tool」をクリック。最初はGmailを連携してみたんだけど、アプリ名に「Gmail」って入力して「メール検索」「メール送信」みたいなアクションを選んだ。


Gmailアカウントの接続権限を許可すると必要なフィールドが出てくる。一部のフィールドはClaudeが自動で埋めてくれるって表示されてたから、そのままにしてSaveをクリック。こんな感じでGoogle CalendarとかSlackとか、必要なアプリをどんどん追加できる。


ステップ3:MCPサーバーのURLをコピー


Zapier MCPダッシュボードの上にある「Connect」タブをクリック。「Copy URL」ボタンを押して統合URLをコピー。このURLがClaudeとZapierをつなぐ鍵になる。


ステップ4:ClaudeでMCPサーバーを登録


Claude.aiにログインして、左下のプロフィール(イニシャル)をクリック。Settings(設定)を選んで、Integrations(統合)メニューに入る。「Add more(追加)」ボタンをクリックするとポップアップが出てくる。


サーバー名に「Zapier MCP」を入力して、さっきコピーしたURLを貼り付ける。セキュリティの案内を読んで同意したら「Add(追加)」をクリックで登録完了。


ステップ5:Claudeで接続を承認


Claudeで新しい会話を始める。チャット欄の下にある検索とツールのアイコン(虫眼鏡+工具の形)をクリックすると、さっき追加した「Zapier MCP」が出てくる。「Connect(接続)」ボタンをクリックして「Allow(許可)」を選べば設定完了。


実際に使ってみた感想


設定が終わったら、Claudeに自然な言葉で指示するだけでいろんな作業ができるようになった。よく使ってる命令はこんな感じ。


  • 「今日来たメールで重要なやつだけまとめて」
  • 「明日の午後2時にマーケティングミーティング入れて」
  • 「今週のJiraチケットで自分が担当のやつ見せて」
  • 「Slackでプロジェクト関連のメッセージ探してまとめて」
  • 「Google Sheetsで今月の売上データ分析して」


特に朝出社して「昨日の退社後に来た重要な連絡まとめて」って言うと、Gmail、Slack、Jira全部チェックして一気にブリーフィングしてくれるのがめちゃくちゃ便利。前は各アプリを一つずつ開いて確認してたけど、今はClaude一つで済んじゃう。


セキュリティは大丈夫?


Claude外部アプリ連携にはいくつかセキュリティ対策が入ってる。確認できた主な機能はこんな感じ。


データ暗号化
  • 転送中のデータはTLSプロトコルで保護
  • 保存データはAES暗号化

アクセス制御

  • APIキーかOAuth認証を使用
  • 多要素認証(MFA)対応
  • ユーザーが承認した範囲内でのみデータ処理


プライバシー保護
  • 必要最小限のデータのみ収集
  • ユーザー同意なしでモデル学習に使わない
  • GDPR、CCPAなどグローバル個人情報保護法準拠

システムセキュリティ

  • ファイアウォールとネットワーク隔離で外部アクセス制御
  • 定期的なセキュリティチェックと脆弱性管理
  • 最新のマルウェア対策システム

Claude AIのインターフェース画面。上部に「Good evening, Alvaro」という挨拶文とチャット入力欄があり、Claude Sonnet 4モデルが選択されている。左側にツールメニューが展開されており、Use style、Extended thinking(青いトグルでオン)、Web search(青いトグルでオン)、Drive search(Connect表示)、Gmail search(Connect表示)、Calendar search(Connect表示)、Zapier(Disabled表示、赤い矢印が指している)、Add integrationsボタンが表示されている。右上にはConnect apps(NEW)ボタンがある。


使うときに知っておくといいこと


実際に使ってみて分かったコツをいくつか紹介するね。


料金プランを確認: Integrations機能はClaudeのMax、Team、Enterpriseプランでしか使えない。無料プランだと使えないから、まず料金プランを確認してみて。


アプリごとの権限設定に注意: 各アプリを連携するときに要求される権限をちゃんと確認する。必要な権限だけ許可するのがいいよ。後からZapierダッシュボードでいつでも権限変更できる。


よく使う命令を保存: 繰り返し使う命令は別にメモしておくと便利。「週次業務レポート作って」「ミーティング準備資料作って」みたいなテンプレートを作って使ってる。


アクションの有効化/無効化を活用: Zapier MCPダッシュボードで各アクションをトグルでオンオフできる。一時的に使わない機能はオフにしておくとスッキリ管理できる。


連携をテス:ト 新しいアプリを追加したら、簡単な命令でまずテストしてみる。「Gmailでテストメール送って」みたいな簡単な作業から始めると、問題があってもすぐ分かる。


Claude Integrations使い始めて1ヶ月くらい経つけど、業務効率がかなり上がった気がする。特に複数のアプリを行き来して情報集めたり整理したりする作業が多い人には必須の機能だと思う。設定も難しくないから、一度試してみるといいかも。


Logseq初心者が最初に知るべき設定と基本の使い方


Tanaノートアプリ2ヶ月使ってみた感想