無香料洗剤なら肌に優しいって本当?3つの洗剤を比べてわかったこと

無香料って書いてあると、なんとなく安心して買っちゃうよね。でも先月、無香料の洗剤に変えたのに手荒れが治らなくて、「あれ?」って思ったんだ。


調べてみたら、香料が入ってないだけで、他の成分は普通の洗剤とほぼ同じだった。むしろpHが高くて、肌への刺激が強いものもあるらしい。


ポンプボトルから透明な液体洗剤を手のひらに押し出している場面


なんで無香料を選んだかっていうと


顔にニキビができやすくて、枕カバーとかタオルを洗う洗剤も気をつけようと思ったんだよね。ソウルは乾燥するし、特に冬は肌が敏感になるから。


マートで「無香料・低刺激」って書いてある洗剤を見つけて、これなら大丈夫だろうって。値段も普通の洗剤より300ウォンくらい高いだけだったし。


でも使い始めて2週間くらいで、手のひらがカサカサになってきた。洗い物するときゴム手袋してるのに、洗濯物を干すときに触るだけでこんなに荒れるなんて。


成分表をじっくり見てみた


そこで初めて成分表を真剣に読んでみたんだ。すると「ラウリル硫酸ナトリウム」っていう界面活性剤が入ってた。


これ、洗浄力は強いけど肌への刺激も強いらしい。無香料だから優しいと思い込んでたけど、香料以外の成分は考えてなかったんだよね。


友達に聞いたら「pH値も大事だよ」って。人の肌は弱酸性(pH5.5くらい)なのに、アルカリ性の洗剤だと肌のバリア機能が壊れやすいんだって。


緑のキャップの洗剤ボトルと紫・白・オレンジ・ベージュのタオルが並んでいる


実際に3つの洗剤を比較してみた


気になって、家にある洗剤のpHを調べてみることにした。リトマス試験紙をダイソーで買ってきて測ってみたら:


  • 無香料A洗剤:pH9.5(アルカリ性)
  • 一般的なB洗剤(香料入り):pH7(中性)
  • 無香料C洗剤:pH7.5(弱アルカリ性)


意外だったのは、香料入りのB洗剤が一番pHが低かったこと。実際に1週間ずつ使い比べてみたら、B洗剤を使ったときが一番手荒れしなかった。


香りはちょっとあるけど、きつくないし、何より手がカサカサにならない。


洗剤選びで気をつけるようになったこと


まず成分表で界面活性剤の種類をチェックするようになった。「ココナッツ由来」とか「植物性」って書いてあるものは比較的マイルドみたい。


pHの表示がない場合は、メーカーのお客様センターに電話して聞いてる。韓国のメーカーは意外と親切に教えてくれるよ。


あと、いきなり大容量を買わないで、500mlくらいの小さいサイズから試すようにした。合わなかったときのダメージが少ないから。


最近はpH7の中性洗剤を使ってるけど、ほのかに香りがあっても手荒れはなくなった。洗濯物の仕上がりも特に変わらないし。


シンクでスポンジを使って泡立てながら白い皿を洗っている手元のアップ


結局、無香料=安全じゃなかった


無香料洗剤が悪いわけじゃないよ。香料アレルギーの人には確実に必要だし。


ただ、「無香料だから肌に優しい」って思い込むのは違うなって。界面活性剤の種類とかpH値の方が、肌への影響は大きいみたい。


ソウルのマートで洗剤コーナーに行くと、最近は成分表示がわかりやすくなってきてる気がする。pH表示してる商品も増えてきたし。


みんなも洗剤選ぶときは、無香料かどうかだけじゃなくて、成分表もちょっと見てみて。特に肌が弱い人は、pH値をチェックすると違いがわかるかも。


私みたいに「無香料なのになんで?」って悩む前に、ちょっとだけ成分を意識してみるといいよ。手荒れで悩んでる人、試してみてね。


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