トヨタがアメリカのエアタクシー会社Jobyに9億ドル投資して最大株主になったんだよ。お金だけじゃなくて、トヨタの製造技術とか生産システムまでまるごと提供してる。実はこれ、自動車会社が空を飛ぶタクシー事業に完全に変身しようとしてる大きな計画の一部なんだって。
トヨタが車じゃなくて空を選んだワケ
トヨタはもう車だけ作る会社じゃないんだよ。将来は道路じゃなくて空を飛ぶ交通手段が主流になるって判断したみたい。
特にJobyは他のエアタクシー会社と違って部品を直接作ってる。テスラみたいに垂直統合戦略を使ってるんだよね。最大5人乗れて時速322キロで241キロまで飛べるんだって。
競合のArcherは時速240キロで40キロくらいしか飛べない。ドイツのVolocopterは2人しか乗れなくて時速110キロで遅い。Jobyが性能面で圧倒的に優れてる理由がここにあるんだよ。
製造ノウハウをまるごと渡す特別なパートナーシップ
トヨタがすごいのは、お金だけ投資したんじゃないってこと。トヨタ生産システム（TPS）って聞いたことある？世界中の製造業界で最高って認められてる生産方式なんだよ。
トヨタのエンジニアたちがJobyの会社に行って一緒に働いてるんだって。部品調達から品質管理、工程設計まで全部のノウハウを伝授してる。カリフォルニアにあるJobyの生産基地もトヨタが直接サポートしてるんだよ。
こういう協力がなんで重要かっていうと、エアタクシーは車よりも安全基準がずっと厳しいから。アメリカのFAA認証を受けるには、たくさんのテストをパスしないといけない。トヨタの製造経験があってこそ大量生産ができるんだよね。
2025年からニューヨークの空を飛ぶタクシーが現実に
Jobyは2025年からニューヨークとLAでエアタクシーサービスを始めるんだって。トヨタの9億ドルはこの全部のプロセスに使われてる。FAA認証の費用、飛行テスト、生産施設の拡充、専門人材の採用まで。
UberやDelta航空もJobyと手を組んでる。アプリでエアタクシーを呼んだら5分で空港に着く時代がもうすぐ来るんだよ。通勤時間も劇的に短くなるはず。
トヨタとしては未来のモビリティ市場を先取りしてるんだよね。車から空まで、移動の概念そのものを変えようとしてる。「みんなのための移動性」っていうビジョンを実現するための長期投資なんだって。
自動車会社たちの空の戦争が始まった
トヨタだけが動いてるわけじゃないよ。現代自動車はアメリカのSupernalと組んでエアタクシーを開発中。StellantisはArcherに投資してて、DaimlerはドイツのVolocopterを支援してる。
結局トヨタの9億ドル投資は単純な財務投資じゃないんだよ。製造業の未来を空に見つけようとする戦略的な選択。車を作ってた技術で空飛ぶタクシーを作るってわけ。
そのうち私たちもエアタクシーで通勤する日が来るかもね。その時トヨタはすでに市場を先取りしたリーダーになってるはず。
ソウルの渋滞もひどいから、早く韓国にも来てほしいなって思ってる。金浦空港から江南まで5分で行けたら最高だよね。