深夜2時にソウルの街角で立ち往生してても、データ通信が切れてても、なんとかなる方法がある。
赤いランプを探すだけ
タクシーの窓に赤いランプが付いてたら空車。韓国語で「빈차」って書いてあるけど、赤=乗れるって覚えておけばいい。
普通に手を振ればいい。そんなに大げさにやらなくても、友達を呼ぶ感じで。
オレンジ、シルバー、白の車体で上にでかくTAXIって書いてあるのが一般的。黒に黄色のストライプは高級タクシーで、料金は高いけどサービスがいい。
ホテルの人は最強の味方
泊まってなくても、そこそこのホテルのロビーに入って頼めばタクシー呼んでくれる。
「택시 불러 주세요」って言えばいいけど、正直英語で「タクシープリーズ」でも通じることが多い。
ホテルのスタッフは困ってる外国人の対応に慣れてる。何が必要かすぐわかってくれる。
行き先は書いて見せる
Googleマップでハングルの住所をスクショして、運転手に見せる。
正確な住所がなければ、有名なランドマークでも大丈夫。「カンナム駅」とか「景福宮」とか。
運転手は適当な住所より、有名な場所の方がよっぽどわかりやすい。
支払いは簡単
ほぼ全部のタクシーでクレジットカード使える。降りるときにVisaとかMastercard渡すだけ。
現金でもいいけど、大きいお札だとお釣りがないことがある。小さい韓国ウォンを持っておくといい。
チップはいらない。マジで。韓国にはチップの文化がない。
普通のタクシーで困ったとき
インターナショナルタクシーは英語話せる運転手が確実だけど、事前予約が必要。料金は高いけど、コミュニケーションが心配なら使う価値がある。
Uberは一部の都市にあるけど限定的。アプリが普通のタクシーを呼ぶシステムで、アメリカみたいな個人の車じゃない。
KakaoTは英語版もある。韓国の決済方法を設定しなくても、運転手に直接払えるオプションがある。
実際に乗るときの注意点
メーターが動いてるか確認する。使いたがらない運転手がいたら、降りて別のタクシーを探す。
夜11時以降は深夜料金で高くなる。これは普通のこと。
ラッシュ時は短距離を嫌がる運転手もいる。個人的な問題じゃないから、別のタクシーを試せばいい。
タクシー乗り場を使う
地下鉄の駅、ショッピングセンター、空港には公式のタクシー待機場所がある。列に並ぶだけ。
適当な路上で手を振るより、よっぽど確実。
列の進みは早いし、公式乗り場からなら運転手も乗車拒否できない。
最低限の韓国語
- 「이 주소로 가 주세요」は「この住所まで行ってください」って意味。
- 「여기 세워 주세요」は「ここで止めてください」。
- 「얼마 나왔어요」は「いくらですか」。
でも正直、指差しと基本的な英語でなんとかなることが多い。
ソウルでタクシーに乗るのに完璧な韓国語も特別なアプリもいらない。ホテルのスタッフ、書いた住所、クレジットカードがあれば大体の問題は解決する。赤いランプの空車システムはどこでも同じで、運転手も会話じゃなくてランドマークやスマホの画面でコミュニケーションする外国人観光客に慣れてる。