トイレの芳香剤、頻繁に交換しすぎていませんか?

トイレの芳香剤を月2回交換してもすぐに香りが消えてしまう理由


トイレの芳香剤を月に2回も交換しているのに、数日で香りが消えてしまうんです。商品説明には60日使えると書いてあるんですよ。でも実際は2週間も持たない気がします。最初は私の嗅覚が鈍いのかなと思っていました。でも母が遊びに来て「トイレが臭う」と言われてから、もっと頻繁に交換するようになったんです。


商品によって持続時間が本当に違いますね。ジェルタイプは1〜2ヶ月持つけど、スプレーは使った瞬間だけしか香りません。自動噴射タイプはリフィル1つで1ヶ月くらい使えます。


私は主に置き型タイプを使っています。でも実際は説明書に書いてある期間の半分も持たないことが多いんです。ディフューザーもリビングでは3ヶ月使えるのに、トイレに置くと1週間で香りが消えてしまいます。


ミントグリーンの背景に置かれた透明なガラスボトルと、白い梅の花が生けられたガラス花瓶。ナチュラルで清潔感のある芳香剤のイメージ写真


温度と湿度が高いと芳香剤がすぐになくなります


トイレの温度が高いと芳香剤がすぐに蒸発してしまいます。特に夏場は1週間で香りがほとんどしなくなりますよね。湿気が多いのも問題なんです。お風呂上がりはトイレが湿気るので、ジェルや固形タイプの芳香剤が早く乾いてしまいます。冬場は1ヶ月持つ商品が、夏場は2週間も持たないことが多いです。


換気をよくするのも一長一短です。換気すれば嫌な臭いは出ていきますが、芳香剤の香りも一緒に逃げてしまいます。だから私は換気後に軽くスプレーをもう一度使う方法を取っています。


芳香剤の置き場所も重要です。ドアの近くや換気扇の横に置くと香りがすぐに逃げてしまうので、便器の後ろや隅の方に置くのがいいですよ。トイレの広さも影響します。広いトイレほど芳香剤をたくさん使わないといけませんから。


消臭機能がある商品を選ぶと長持ちします


単に香りをつけるだけの商品より、悪臭を吸収したり中和したりする商品の方が効果的です。活性炭や天然鉱物が入った商品がそういう機能を持っています。アンモニアや硫化水素といったトイレ特有の臭いを捕まえる成分が入った商品もあります。こういう商品は香りで臭いを隠すのではなく、根本的に悪臭を除去してくれます。


私は最近メンブレン方式の商品に変えました。最初は高くて迷ったんですが、実際に使ってみると普通の商品よりずっと長持ちします。平らな場所に置いて使うと、中身が均等に広がってより長く使えるんです。1個1000円くらいしますが、2ヶ月は十分使えるので、むしろ経済的だと思います。




根本的な解決策は掃除と換気です


どんなにいい芳香剤を使っても、トイレが清潔でなければ意味がありません。排水口の掃除を定期的に行い、カビや水垢を除去することが先決です。


私は週に1回、排水口に重曹とお酢を流して掃除しています。これで基本的な臭いがかなり減りました。便器の掃除も大切です。便器の内側のふち部分に水垢がつくと臭いの原因になりますから。


最近は天然成分の商品を好んで使っています。合成香料が多く入った商品は頭痛がしたり、喉が痛くなったりすることがあります。特に小さいお子さんがいる家庭ならもっと気をつけるべきです。


エッセンシャルオイル(私は殺菌効果のあるペパーミントオイルが好きです!)や天然香料を使った商品を選ぶのがいいですよ。フタル酸エステルのような有害成分が入っていないかも確認しています。


芳香剤だけに頼らず、トイレの使い方も変えてみましょう。便器を使った後、ふたを閉めてから水を流すと臭いが広がりにくくなります。トイレマットやスリッパもこまめに洗うのがいいですね。



こういう小さな習慣が積み重なって、芳香剤の効果をより長く保つことができます。私はこのように管理するようになってから、以前に比べて芳香剤の交換頻度が確実に減りました。


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