キーボードから手を離さずにメモが取れたらどんなに楽だろうって思ったことありませんか。実はMacのAlfredというアプリを使えば、Option + Spaceを押すだけで瞬時にメモが取れて、自動で整理までしてくれるんです。使い始めて2ヶ月、作業の流れが根本的に変わりました。
メモアプリを開くのに何秒かかってますか
仕事中にアイデアが浮かんだとき、いちいちメモアプリを探して、開いて、新規作成して…って手順を踏むのが面倒でした。特に複数のプロジェクトを同時進行していると、どこに何を書いたか分からなくなることもしばしば。
マウスに手を伸ばすだけで集中が切れるんですよね。一度作業の流れが止まると、また集中し直すのに時間がかかります。急いでメモしたつもりが保存し忘れて、大事な内容を失ったこともありました。
同僚がキーボードだけでサクサクとメモを取っているのを見て、何を使っているのか聞いたところ、Alfredのワークフロー機能を教えてもらったんです。
実際にAlfredワークフローを設定してみた
思ったより簡単でした。Alfredで「memo」というキーワードを設定して、入力した内容が自動的にAppleメモや指定フォルダに保存されるようにワークフローを作成しました。
特に便利なのがテキストスニペット機能です。よく使う文章やメールの署名、住所などを短縮形で登録しておけば、数文字入力するだけで全文が自動入力されます。例えば「addr」と打つだけで会社の住所が全部入力される仕組みです。
NotionやObsidianといった外部アプリとも連携できます。APIやスクリプトを使えば、Alfredで入力したメモが直接希望のアプリの特定の場所に保存されます。プロジェクトごとに自動分類するよう設定したら、後で探すのもずっと楽になりました。
韓国語と英語の入力切り替え問題も解決できました。Alfred使用時に英語入力ソースを強制固定する機能を使えば、韓国語でキーワードを入力して実行できないという問題を防げます。
キーボードだけで完結する日常
今ではアイデアが浮かんだらOption + Spaceを押して「memo」と入力し、そのまま内容を書きます。Enterを押せば自動的に指定場所に保存され、日付と時間まで記録されます。全工程が10秒もかかりません。
会議中も重宝しています。画面を切り替えることなくAlfred入力ウィンドウで直接メモできるので、発表者の話を聞き逃しません。重要なアクションアイテムは「task」というキーワードでTodoistに直接登録しています。
繰り返しの業務連絡もスニペットで処理しています。取引先への見積依頼メール、ミーティング日程調整の文言などを事前登録しておけば、ミスも減るし時間も節約できます。特に複数の人に似た内容を送るときは本当に便利です。
ファイル整理の自動化も可能です。ダウンロードフォルダにある特定の拡張子ファイルをプロジェクト別フォルダに自動移動するワークフローを作りました。スクリーンショットやPDFファイルが自動的に整理されるので、デスクトップがきれいに保てます。
ソウルのカフェワーカーには特におすすめ
ソウルではカフェで仕事をする人が多いですが、限られたスペースでマウスを使うのは意外と大変です。Alfredを使えば、キーボードだけですべての操作が完結するので、狭いテーブルでも効率的に作業できます。
業務効率は確実に上がりました。メモ作成と整理にかかっていた時間が1日30分から10分程度に減りました。もっと重要なのは、作業の流れが途切れないので集中力を維持できることです。キーボードから手を離さずにすべての作業を処理できるので、疲労感も軽減されました。
Alfredワークフローは単なるランチャー以上のツールです。個人の作業スタイルに合わせてカスタマイズできるので、使えば使うほど便利になっていきます。Macを使っているなら、一度試してみる価値はあると思います。
もしAlfredの設定で迷ったら、まずは簡単なメモ機能から始めてみてください。慣れてきたら少しずつ機能を追加していけば、自分だけの最適な作業環境が作れますよ。