今年の夏、ヨーロッパ旅行の計画立ててる?もし昔みたいにローマやバルセロナから探してたら、ちょっと待って。40度超えの熱波のせいで、南ヨーロッパの都市は夏の観光地としてはもうキツいんだよ。代わりにノルウェー、フィンランド、ポーランドみたいな場所が新しい夏のリゾート地として注目されてる。
南ヨーロッパの観光客が半分に減った
イタリア観光庁のデータ見てびっくりしちゃった。ローマとベネチアの7〜8月の観光客が3年前より40%も減ってるんだって。熱波もそうだけど、突然の豪雨や山火事で予定がキャンセルになることが増えたのも原因みたい。
スペインも同じ状況だよ。セビリアは昼間の気温が45度まで上がって、シエスタの時間がもっと長くなったし、バルセロナのビーチは熱すぎて裸足で歩けないくらい。現地ガイドの話だと、午後2時から6時まではほとんど観光客がいないんだって。
ギリシャはもっと深刻。去年サントリーニで山火事のせいで空港が閉まったし、アテネではアクロポリスを真昼に閉鎖したこともあった。観光収入が減って、現地の商売人たちも心配してるって聞いた。
北ヨーロッパ行きの便が2倍に増えた
面白いのは、北ヨーロッパ行きの飛行機がめちゃくちゃ増えたこと。仁川からヘルシンキ、オスロ、コペンハーゲンへの直行便が夏シーズンだけ追加運航してる。旅行会社も北ヨーロッパパッケージを競って出してるし。
フィンランドのラップランドは夏でも15〜20度くらいだから、トレッキングにぴったり。白夜体験もできるし、トナカイも見られるから家族連れがたくさん来てる。ホテルの予約が去年より3倍増えたんだって。
ポーランドやチェコみたいな東ヨーロッパも人気だよ。クラクフは夏の平均気温が23度くらいで、プラハも25度を超える日がほとんどない。しかも物価が安いから、1週間いても負担にならないし。
バルト三国も注目されてる。エストニアのタリン、ラトビアのリガ、リトアニアのビリニュスは中世の街並みも素敵だし、夏でも涼しいから歩いて観光するのにちょうどいい。
アルプスと森に向かう人たち
都市観光の代わりに自然に行く人も増えた。スイスのユングフラウやオーストリアのハルシュタットは山から吹く風のおかげで真夏でも涼しい。湖で泳ぐこともできるしね。
ドイツの黒い森(シュヴァルツヴァルト)地域も人気。深い森の中のトレイルを歩いてると暑さを忘れちゃう。森の中のホテルはエアコンなくても十分涼しいし、鳥の声を聞きながら眠れる。
スカンジナビアのフィヨルドクルーズも予約でいっぱい。船で移動するから暑さの心配もないし、氷河が溶けた水でできた滝が壮観なんだよ。7月でも軽いジャケットが必要なくらい涼しい。
旅行の時期も変わってきた。昔は7〜8月がヨーロッパ旅行のピークシーズンだったけど、今は5〜6月か9〜10月の方が人気。天気もいいし観光客も少ないから、ゆっくり見て回れるんだよね。
気候変動がヨーロッパの旅行地図を完全に変えちゃった。南から北へ、都市から自然へって旅行トレンドが移動してる。これからもっとこの変化は加速しそう。夏休みの計画立てるときは参考にしてみて。
実際、私も去年ローマで本当に大変だったから、今年は北欧に切り替えたんだけど、これが大正解だった。みんなも早めに計画変更した方がいいかも。特に子供連れの家族は、熱中症のリスクを考えて行き先選んだ方がいいよ。