ステーブルコインって、実はもうデジタルドルなんじゃない?

ステーブルコインは単なる暗号資産じゃないんです。米ドルと1対1で連動するデジタル資産として、すでに世界中で「デジタルドル」みたいに使われています。2025年現在、USDTやUSDCといったステーブルコインのほとんどがドルに連動してるけど、これって偶然じゃないんですよ。




なぜアメリカはステーブルコインを放置してるように見えるのか


アメリカ政府がステーブルコインを積極的に規制しないのは、実は計算された戦略なんです。民間企業が発行してるステーブルコインだけど、結局ドル需要を増やす役割をしっかり果たしてますから。


ステーブルコイン発行会社は、コイン発行のために米国債を大量に買わなきゃいけません。これが何を意味するかというと、民間が勝手にアメリカ国債を買ってくれるってことです。中国が米国債の購入を減らしている状況で、けっこう便利な代替案になってるんです。


特に新興国や金融インフラが不足している地域では、現地通貨よりドルステーブルコインの方が信頼されてます。アルゼンチンみたいに自国通貨の価値が不安定な国では、もうドルステーブルコインが日常の取引手段になってます。こうしてデジタル時代のドル覇権がさらに強化されてるわけです。


じゃあデジタルドル(CBDC)はなぜ作らないの?


アメリカが公式デジタルドルを急がない理由があります。今のステーブルコインがすでにその役割を代わりに果たしてるからです。


中央銀行が直接発行するCBDCは、国がすべてをコントロールします。取引履歴も全部見えるし、プライバシーの問題も出てきます。一方でステーブルコインは民間が勝手に運営してるから、政府としては責任も軽いし、イノベーションも速く起きるんです。


それにステーブルコイン市場で問題が起きたら「それは民間の問題」って言えます。でもデジタルドルで問題が起きたら?それはアメリカ政府が直接責任を取らなきゃいけません。リスクは民間に押し付けて利益だけ取る、なかなか賢い戦略ですよね。


もちろん中国がデジタル人民元で攻めてきてるから、アメリカも悩みは深まってます。でも今のところは、ステーブルコインという「民間デジタルドル」で十分って計算みたいです。


アジアから見るとどうなのか


ドルステーブルコインが広がると、各国の通貨需要は減らざるを得ません。特に若い世代が海外取引や投資でステーブルコインを好むようになると、自国通貨の国際的な地位はさらに弱くなる可能性があります。


為替市場の変動性も大きくなります。突然多くの人が自国通貨をステーブルコインに変えようとすると、為替レートが大きく動く可能性があるんです。すでに一部の国ではこんな現象が起きてます。


各国の中央銀行もデジタル通貨(CBDC)の研究をしてますが、グローバルスタンダードになる可能性は正直低いでしょう。結局ドルステーブルコインとどう共存するか、どう規制するかが現実的な悩みです。


ステーブルコインは単純な暗号資産じゃなく、デジタル時代の新しいドル覇権ツールです。私たちが望もうと望むまいと、すでにグローバル金融システムの一部になってきてます。これをどう活用して対応するか、今から真剣に考えてみる時期かもしれません。


本記事は情報提供を目的としており、投資・税務・法律・会計上の助言を行うものではありません。記載内容の正確性や完全性を保証するものではなく、将来の成果を示唆するものでもありません。暗号資産への投資は価格変動が大きく、高いリスクを伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行い、必要に応じて専門家にご相談ください。


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