ニア(NEAR)に投資する前に知っておきたい本当のメリットとリスク

ニアプロトコルって2020年に登場したレイヤー1ブロックチェーンなんですが、秒間100万件以上の取引を処理できるナイトシェード・シャーディング技術がすごいんです。最近はAIネイティブのブロックチェーンとして注目されていて、NVIDIAやアリババみたいな大手企業とも提携してるんですよ。


NEARプロトコルのロゴ、白い円に黒いNの文字


他の仮想通貨と何が違うのか


正直に言うと、仮想通貨投資って値動きが激しすぎて怖がる人が多いですよね。わたしも最初はそうでした。でもニアには技術的にはっきりとした差別化ポイントがあるんです。


まず処理速度がめちゃくちゃ速い。イーサリアムが1回で15件くらい処理するところ、ニアは2万件以上できるんです。しかも手数料がほとんどかからない。送金するときに1円もかからないレベルなんですよ。


何より、イーサリアムとつながるレインボーブリッジという機能があって、他のブロックチェーンと資産を簡単に移動できるのが大きな強みです。まるで違う銀行間で口座振替するみたいに便利なんです。


投資家が必ずチェックすべきリスク要素


でも良いことばかりじゃありません。一番の問題は競争がものすごく激しいってこと。イーサリアム、ソラナ、アバランチといった強力なライバルが多くて、市場シェア争いは簡単じゃないです。


価格変動も深刻です。1日で10~20%上下するのは当たり前で、時には半分になることもある。だから分割購入戦略を使うのが必須なんです。


トークンのロックアップ解除日も必ず確認しないといけません。大量の供給が一気に解放されると価格が急落する可能性があるから。実際、多くの投資家がこの部分を見逃して損失を出してるんです。


規制リスクも無視できません。各国政府の仮想通貨政策がコロコロ変わってますからね。特に韓国は規制がもっと厳しいので注意が必要です。


実践的な投資戦略と判断基準


わたしがニアに投資する時に一番重視したのは、技術的分析より実際の使用事例でした。DeFi、NFT、ゲーム分野でどれだけ活発に使われているかが重要なんです。


技術的分析を活用するなら、RSIやMACDみたいな指標より取引量の変化に注目するのがいいです。取引量が急増しながら価格が上がれば、トレンドが続く可能性が高いですから。


損切りラインは必ず決めておいてください。わたしは普通-15%で損切りしますが、これは個人のリスク許容範囲によって違うように設定すればいいです。欲張って買い増しして、もっと大きな損失を出すケースが多いので気をつけて。


長期投資を考えているなら、ニアの生態系成長を見守るのが大切です。新しいプロジェクトが継続的に入ってきて、開発者が増えているか確認すれば、将来価値をある程度予測できますね。


仮想通貨投資は余剰資金でやるのが鉄則です。特にニアみたいに変動性の高いアルトコインは、全投資金の10%以下に制限するのが安全。技術がどんなに良くても市場は予測不可能ですから。


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