ビットコインだけ上がってて、持ってるアルトコインが全然動かない。そんな時、今がアルトシーズンなのか気になりますよね。実はこの5つの指標をチェックするだけで、簡単に判断できるんです。
アルトコインシーズン指数が75を超えてる?
この指数、過去90日間でビットコインと比べて上位アルトコインがどれだけ良いパフォーマンスを出したかを数値化したものです。75以上ならアルトシーズン、25以下ならビットコイン独走状態です。
BlockchaincenterやCoinMarketCapで今の数値をすぐ確認できます。75を超えているということは、上位50個のアルトコインのうち75%がビットコインより高い収益率を出しているという意味なんです。
TOTAL2チャートは上昇中?
TOTAL2って、ビットコインを除いた全アルトコインの時価総額の合計です。このチャートが右肩上がりなら、アルトコイン市場にお金が流れ込んでいる証拠です。
TOTAL3(ビットコインとイーサリアムを除く)も一緒にチェックしてみてください。両方上がっていれば、より確実なアルトシーズンのサインです。TradingViewでTOTAL2、TOTAL3と検索すればすぐ見られます。
時価総額が増えることと、ビットコインに対して強いことは別の話です。TOTAL2は絶対的な大きさ、アルトコインシーズン指数は相対的な強さを測るという違いがあります。
ビットコインドミナンスは下がってる?
ビットコインドミナンスは、暗号資産市場全体でビットコインが占める割合のことです。これが下がっていれば、アルトコインに資金が移動している証拠です。
特にBTC/ETH比率も一緒に見るといいです。イーサリアムがビットコインより強くなり始めたら、他のアルトコインも続く可能性が高いです。通常、ビットコイン→イーサリアム→中大型アルト→小型アルトの順でお金が循環します。
アルトコインETFや先物取引は増えてる?
XRP、ソラナ、ライトコインなど、複数のアルトコインETFが審査待ちです。ETF承認が近づいたり、先物取引でロングポジションが急増したりすれば、機関投資家がアルトシーズンに備えているサインです。
CMEのような伝統的な金融取引所でアルトコイン先物が新規上場したり、未決済建玉(OI)が大きく増えたりしたら注目です。デリバティブ市場は現物より敏感に投資心理を反映しますから。
ロングがショートより圧倒的に多くなれば、市場がアルトコイン上昇に賭けているということ。ただし、過度なロング偏重はむしろ調整のサインかもしれないので、バランスよく見る必要があります。
取引所への流入量はチェックした?
オンチェーン指標の中で、取引所流入量(Exchange Inflow)が一番早く変化します。アルトコインが取引所に大量に流入すれば、取引が活発化しているサインです。
ビットコイン流入が減ってアルトコイン流入が増えれば、典型的なアルトシーズン転換パターンです。GlassnodeやCryptoQuantなどのオンチェーン分析サイトでリアルタイムに確認できます。
まとめ:実践チェックリスト
- アルトコインシーズン指数75以上
- TOTAL2/TOTAL3上昇トレンド
- ビットコインドミナンス下落
- アルトETF期待感+先物ロング増加
- 取引所アルトコイン流入増加
このうち3つ以上当てはまればアルトシーズンの可能性が高いです。5つ全部なら本格的なアルトシーズンと言えるでしょう。
毎日チェックする必要はなく、週1〜2回確認しながら市場の流れを把握するのがおすすめです。短期の変動に一喜一憂せず、中長期トレンドを見ることが大切ですね。
本記事は情報提供を目的としており、投資・税務・法律・会計上の助言を行うものではありません。記載内容の正確性や完全性を保証するものではなく、将来の成果を示唆するものでもありません。暗号資産への投資は価格変動が大きく、高いリスクを伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行い、必要に応じて専門家にご相談ください。
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