スライスチーズが冷蔵庫で乾かない理由を実際に調べてみた

スライスチーズって何日も冷蔵庫に入れっぱなしでも全然乾かないよね。これって個別包装のビニールと冷蔵庫の環境のおかげなんだ。一枚ずつ包装されたビニールが空気を遮断して、冷蔵庫の一定した温度と湿度が水分の蒸発を防いでくれてる。


個別包装が一番重要だった


市販のスライスチーズって大体一枚ずつビニールに包まれてるでしょ。この包装が外の空気を完全にシャットアウトして、チーズ表面の水分が飛んでいかないようにしてくれてるんだよ。


実際に包装を破って普通に冷蔵庫に入れてみると、すぐに端っこから固くなり始める。空気に触れると水分が蒸発して乾いたり色が変わったりするからね。自分も一回、包装なしでお皿に載せたまま放置したら一日で端が乾いてて剥がすしかなかった経験がある。


開封後に保管するときはこんな方法が効果的:

  • ジップロックに入れて空気を遮断
  • 密閉容器に入れて保管
  • 包装紙のまま折って粘着テープで密封


ブランドによって包装の厚さや密封具合がちょっと違うんだけど、包装が厚い商品の方が保存期間も長くなる感じがする。


冷蔵庫の環境も助けてくれてる


冷蔵庫って基本的に密閉された空間だから外より空気の循環が限られてるんだ。温度も0~5℃と低くて空気が含める水分量は少ないけど、冷蔵庫自体の湿度維持機能と空気循環技術のおかげで内部の湿度が一定に保たれてる。


冷蔵庫の場所別で保存効果が変わってくる:

  • 冷蔵庫の奥の棚:温度変化が少なくて一番良い
  • 野菜室:湿度が高く保たれてチーズ保存に有利
  • 冷蔵庫のドア側:温度変化が大きいから避けた方がいい


実際にドア側に置いたチーズが奥に置いたものより早く変質するのを何回か経験したからね。夏場は冷蔵庫の扉を頻繁に開け閉めするから温度変化が更に大きくなる。だからこの時期は特に奥に保管するのが大事。


ハート型の木製まな板の上に、穴あきチーズの塊、黄色いスライスチーズ、食パン一枚、小さなチーズの角切り、クルミが美しく配置されている。左側には白いリングノートと黒いペンが置かれている。


加工チーズならではの性質


スライスチーズは水分含有量が比較的高くて、乳化剤みたいな添加物が入ってるから水分が簡単に抜けていかないよう加工されてる。天然チーズより乾燥にずっと強いんだよね。


こういう加工過程のおかげで普通の塊チーズより保存が楽になってる。塊チーズは表面が空気に触れるとすぐ固くなるけど、スライスチーズはそういう変化がずっとゆっくり起こる。


それでも開封後はできるだけ早く食べた方がいい。時間が経つにつれて現れる変化を見ると:

  • 一週間後:ちょっと歯ごたえが悪くなったり弾力が落ちる
  • 2週間後:端っこが少しずつ固くなってくる
  • 3週間後:味が変わり始める

商品によって添加物の種類や含有量が違うから保存期間もちょっとずつ差が出る。普通、安い商品よりプレミアム商品の方が添加物が少ない代わりに保存期間は少し短めになる。


他のチーズも同じように保存できるかな


全部のチーズがスライスチーズみたいに簡単に保存できるわけじゃない。チーズの種類別で保存方法が変わってくる:


軟質チーズ(モッツァレラ、ブリー、リコッタ)

  • 密閉容器に入れる
  • 元々入ってた液体と一緒に保管
  • 冷蔵庫の野菜室を活用


硬質チーズ(チェダー、パルメザン、ゴーダ)
  • キッチンペーパーで包む
  • ジップロックにゆるく入れる
  • 少し通気性を確保

加工チーズ(スライスチーズ)

  • 元の包装のまま保存
  • 開封後は密閉容器やジップロック使用

白い背景に置かれた黄色いスライスチーズ。エメンタールチーズのような大小様々な穴が開いており、四角い形状で厚みのあるスライスになっている。


スライスチーズはこういう複雑さを減らして誰でも簡単に保存できるよう作られてるってわけ。開封したスライスチーズはジップロックに入れて冷蔵庫の奥に保管すれば一週間くらいは十分新鮮に食べられる。


たまにチーズの表面に少し油っぽいのが付くことがあるけど、これは温度変化のせいだからそんなに心配しなくていい。キッチンペーパーでサッと拭き取って食べれば大丈夫。ただし匂いがおかしかったりカビが生えたらすぐ捨てた方がいいよ。


よく使う人は小分けパックを買うか、大容量パックなら開封したらすぐ小分けして冷凍保存するのもアリかも。解凍後の食感は少し変わるけど、料理に使うなら全然問題ない。


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