え、シャンプーした後に髪が濡れたままブラシでガシガシ梳いてる人いる？実はこれ、めちゃくちゃ髪に悪いことなんだよね。
濡れた髪がこんなに弱いなんて知らなかった
髪って濡れると普段の3倍くらい弱くなるんだって。髪の表面を覆ってるキューティクルが水分で開いちゃって、すごく傷つきやすい状態になってる。この時にブラシで引っ張ると簡単に切れちゃうし、伸びて戻らなくなることもある。
特に長い髪だと水の重さでさらに負担がかかるから危険度アップ。無理に梳かすと根元から弱くなって、髪の毛ごと抜けちゃうこともあるんだよ。こういうダメージが積み重なると、将来的にかなりヤバいことになる可能性も。
じゃあシャンプー後はどうすればいいの
一番いいのは待つこと。タオルで軽く押さえて水分だけ取って、自然に乾かすのがベスト。風通しのいいところに置いておけば思ったより早く乾くよ。
急いでる時はドライヤーの冷風を弱めにして、7割くらい乾いてから梳くといい。完全に濡れてる状態よりは全然安全だから。
指で絡まったところだけほぐすのもおすすめ。ブラシより優しく処理できるし、髪への負担も少ない。
ブラシ選びも重要だった
櫛の間隔が広くて、先端が丸いものを使おう。細かい櫛だと髪の間に食い込んで摩擦が増えちゃう。
材質も大事。プラスチックより木や角でできたブラシの方が静電気も起きにくいし、髪にも優しい。値段はちょっと高くなるけど、長い目で見れば絶対お得。
梳くときは毛先から少しずつ上に向かって進めること。根元からいきなり梳くと途中で絡まってる部分でものすごい抵抗が生まれる。
髪質によって対処法が違うんだって
ストレートと癖毛では管理法が微妙に違う。直毛は比較的水が落ちやすいから自然乾燥も早め。でも癖毛は髪の間に水分が長時間残るから注意が必要。
パーマや染髪してる髪はさらに要注意。化学処理でダメージを受けてるから、濡れた時の脆さが半端ない。リーブイントリートメントを付けてからゆっくり乾かすのがコツ。
細くて薄い髪質の人は特に気をつけて。太い髪より簡単に切れちゃうから。軽めのオイルを少し付けて保護膜を作ってあげるといい。
間違った常識がけっこうある
「濡れた髪はすぐ乾かさないとダメ」って思ってる人多いけど、これは半分正解で半分間違い。確かに長時間濡れてると菌が繁殖する可能性はあるけど、だからってドライヤーの熱風でガンガン乾かすのも良くない。
「髪をよく梳くとツヤが出る」っていうのも微妙。過度なブラッシングはキューティクルを傷めるから、回数より方法が大切なんだよね。
季節で変わるケア方法
夏は湿度が高くて髪が乾きにくい。エアコンや扇風機を活用して空気を循環させよう。汗もかくから清潔に保つことも忘れずに。
冬は乾燥で静電気がすごいことになる。より優しくブラッシングして、ヘアエッセンスや静電気防止スプレーも使った方がいい。
美容師さんが教えてくれたコツ
プロに聞いたら、シャンプー前のブラッシングも大事だって。汚れや絡まりを事前に取っておくとシャンプーの効果も上がるし、髪への負担も減る。
寝る前の軽いブラッシングもおすすめ。一日の汚れや皮脂を取り除いて、血行も良くなる。ただし短髪でも左右20〜30回くらいで十分。
タイミングも意外と重要
朝起きた時の寝癖直しも要注意。髪が乾いてる状態でも無理に引っ張らず、霧吹きで軽く湿らせてから優しく整える。
お風呂上がりは体も温まってるから、少し時間を置いて体温が下がってからドライヤーを使うと熱ダメージも軽減できる。
結局のところ「急がないこと」が一番のポイント。数分待って髪をある程度乾かしてからブラッシングするだけで、髪の健康は大きく変わる。小さな習慣の積み重ねが将来の髪質を左右するんだよね。
濡れた髪をすぐ梳かすのは髪にとって最悪の習慣の一つ。タオルで水分を取って自然乾燥か軽くドライヤーをかけてから、優しくブラッシングすることで髪の健康を守れる。正しい方法を覚えれば美しい髪を長く保てるはず。