スマホの画面に指紋がついたら、そのへんにあるウェットティッシュでさっと拭いてる人、多いよね。わたしもそうだった。デスクの上にウェットティッシュ置いといて、ノートパソコンやタブレットが汚れたらすぐ拭いてた。でも最近、けっこうショックなこと知っちゃって。ウェットティッシュって電子機器にすごくダメージ与えるんだって。
タッチパッドが死んで、修理代15万ウォン払った日
去年の夏だったかな。いつも通りウェットティッシュでノートパソコンの画面拭いてたら、うっかりタッチパッドのところにも水分がたっぷりついちゃって。大したことないと思ってそのままにしてたら、次の日からタッチパッドがおかしくなった。クリックはできるけど動きがカクカクして、時々まったく反応しなくなる。
最初は単純なエラーかと思った。再起動してみたり、ドライバー入れ直したりしたけどダメ。結局サービスセンター行ったら「水分が内部に入ってセンサーが壊れてます」って。修理代、15万ウォン。日本円にしたら1万5千円くらい?痛い出費だった。
ウェットティッシュの化学成分が画面のコーティングを溶かしてる
それからちゃんと調べ始めたんだけど、ウェットティッシュってけっこう化学成分入ってるんだよね。保存料とか界面活性剤とか香料とか。これがスマホやノートパソコンの画面にある特殊コーティングを傷めるらしい。特に指紋防止コーティングとかオレオフォビックコーティングってやつ。
友達も似たような経験してて。iPhoneの画面をウェットティッシュでよく拭いてたら、半年くらいで指紋がすごくつきやすくなったって。最初は使いすぎかなって思ってたけど、コーティングが剥がれてたんだって。
水分の問題もある。ウェットティッシュの水分がスピーカーとか充電ポート、ボタンの隙間から入ると内部の回路が壊れることがある。1回2回なら大丈夫かもしれないけど、何度も使ってると腐食したりショートの原因になる。
静電気も無視できない。ウェットティッシュで画面こすると摩擦で静電気が発生する。特に乾燥した日はひどくなる。この静電気が内部回路に微細なダメージ与えることもあるんだって。
マイクロファイバーとアルコールに変えたら、もう安心
今はもう電子機器の掃除方法、完全に変えた。まずマイクロファイバークロスを何枚か用意した。ネットで10枚1万ウォンくらいで買える。あと70%イソプロピルアルコール。薬局で簡単に手に入る。
掃除するときの手順はこんな感じ。まず機器の電源切って、マイクロファイバークロスにアルコールをほんのちょっとだけつける。絶対に機器に直接スプレーしちゃダメ。やさしく拭いたら、乾いたマイクロファイバークロスでもう一回拭いて完全に乾かす。
最初はめんどくさかったけど、慣れたらウェットティッシュより綺麗になる。シミも残らないし、画面もクリアに見える。何より機器が壊れる心配なく安心して使えるのがいい。
急いでるときはメガネ拭きを使うこともある。これもマイクロファイバー素材だから安全。でもできれば電子機器専用のクロスを別に用意したほうがいい。メガネ拭きは油分がついてることあるから、画面がかえって汚くなることもある。
こうやって変えてから1年以上、何の問題もなく使えてる。みんなももしウェットティッシュで電子機器拭いてるなら、今からでも方法変えてみたら?最初はちょっと手間だけど、機器を長く使えると思えば十分価値あるよ。
ソウルの電気街で聞いたら、ウェットティッシュが原因の修理、けっこう多いんだって。特に梅雨の時期は湿気も加わって最悪らしい。みんなも気をつけてね。