昨日キッチンの棚を開けたら、水筒が17個もあった。え、17個。そこで気づいたんだけど、エコなはずの水筒が、逆に生活を大変にしてた。
棚を開けたら水筒が雪崩のように落ちてくる経験、ある?合うフタを探すのに10分もかかったり。これがリユーザブル水筒をため込む隠れたコストなんだよね。ソウルってみんなエコ意識高いから、プレゼントでもらったり、ダイソーでかわいいの見つけて買ったり、イベントの景品でもらったり。気づいたら狭い部屋が水筒だらけになってた。
誰も言わない毎日の洗い物地獄
水筒って最低でも1日1回は洗わないといけない。17個をローテーションで使ってたら、洗い物の山ができちゃう。細い飲み口、ストロー、ゴムパッキン、全部に菌が繁殖しやすいから、1日でもサボると危険。お酢と重曹で念入りに洗うようにしたけど、正直バイトみたいな作業量になってた。
一番最悪なのは小さい隙間。きれいに洗ったつもりでも、隠れた部分のネジを外したらカビ発見。これが17個分となると、もう。
整理整頓がストレスになるとき
いろいろ試してみた。クーパンでワインラック買ったり、雑誌立てを横にしたり、イケアの透明ボックスも。でも韓国のキッチンってアメリカサイズの収納グッズには狭すぎて、どれもうまくいかなかった。
水筒は倒れるし、転がるし、棚を全部占領しちゃう。ドア用オーガナイザーも買ったけど、半分の水筒は背が高すぎて入らない。毎朝水筒を1つ取るだけでジェンガゲームみたいになってた。
使わない水筒への変な罪悪感
実はこれが一番きつかった。普段使ってるのって3個くらいだけ。残りはただそこにあるだけで、なんか無駄にしてる気分になる。環境のために買ったのに、使わないものを持ってることの方が使い捨てより悪い気がして。
明洞で買ったきれいな水筒が何ヶ月も放置されてるのを見るたび、会社のイベントでもらった高級なやつに一度も触れてないのを見るたび、罪悪感。捨てるのは本末転倒だけど、持ち続けるのも同じくらい変な感じ。
選ぶ疲れって本当にある
毎朝どの水筒にする?大きいのは通勤には重い。小さいのは何度も補充しないといけない。ストロー付きは洗うのが面倒。金属製のは水の味が変になる。選んでるうちに、もっと大事な決断に使うべきエネルギーを無駄にしてた。
実際に効果があった方法
思い切って断捨離した。3個だけ残すことに決めた。家用、会社用、運動用。それ以外は全部地域のコミュニティセンターに寄付するか、당근마켓(カロットマーケット)に出品した。うまくいったコツはこんな感じ。
見た目じゃなくて実際の使い勝手で選ぶ。1週間使ってみてから決める。
1個買ったら1個手放すルールを作る。新しいのが来たら古いのは出ていく。
無料の水筒はもらわない。本当に。イベントの景品も断る。
フタがなくなって2週間経ったら、水筒本体も処分。例外なし。
3ヶ月ごとに水筒チェック。使ってない?じゃあさよなら。
取り戻した心の余裕
水筒を3個に減らしてから、何かが変わった。洗い物が減った。朝の準備が早くなった。「どの水筒?」っていう小さなストレスが消えた。棚を見ても混乱じゃなくて落ち着きを感じる。
ミニマリストになるのは完璧を求めることじゃない。エコな選択が心の負担にならないようにすること。ちゃんと使う3個の水筒は、ストレスの元になる17個より断然いい。
ソウルの狭い部屋に住んでる人のほとんどは、水筒コレクションなんていらない。必要なのはシンプルさ。お気に入りを選んで、残りは寄付して、どれだけ気持ちが軽くなるか体験してみて。キッチンも心もすっきりするから。
本当にエコっていうのは、時々少なく持つことなんだよね。たとえそれがリユーザブルでも。