月2.9万円のAIブラウザが昨日出たって?話題のCometを調べてみた

昨日(7月10日)、PerplexityがAIブラウザ「Comet」をリリースしたんだけど、月額200ドル(約2.9万円)のMaxプラン加入者しか使えないらしい。検索窓に質問すると、AIが即座に答えをまとめてくれるっていうけど、その金額払う価値あるのかな。


なんで韓国のテック界隈がざわついてるのか


韓国って、何か調べるときにネイバーとグーグルを行ったり来たりするのが普通なんだよね。商品一つ買うにも、クーパンでレビュー見て、ネイバーショッピングで価格比較して、YouTubeで開封動画チェックして…みたいな。


Cometはこの面倒な作業を一発で終わらせてくれるらしい。「Galaxy Buds3 Pro買う価値ある?」って聞けば、複数のレビューをまとめて長所短所を教えてくれるんだって。広告っぽいコンテンツも自動でフィルタリングしてくれるから、時間の節約にはなりそう。


前に論文探すとき、Google Scholarで検索して、一つずつダウンロードして読んでたけど、Cometなら「最近のAI倫理研究の要点まとめて」って言えば、核心だけ抜き出してくれるんだって。大学生や研究者にはかなり便利かも。


黒い背景に白色のCometロゴ。彗星をモチーフにした弧状のデザインで、下部に「Comet」の文字が配置されている。


Cometアシスタントっていうのがすごいらしい


AIアシスタント機能も入ってて、「明日の午前の会議資料をメールで送って」みたいに言えば勝手にやってくれるんだって。Gmail、Slack、Notionとも連携できるから、業務の自動化もできるみたい。


韓国の会社って、カカオワークとかJandiとか使ってるところも多いけど、そういうローカルツールとの連携はまだ不明。でも基本的な業務ツールは大体カバーしてるから、問題ないかな。


Chromeに慣れてる人ならすぐ使える


CometはChromiumベースだから、Chrome使ってる人ならすぐ慣れるよ。ブックマークや拡張機能もそのまま使えるし。ただ、検索結果がリンクのリストじゃなくてAIの回答で出てくるのが最大の違い。


リアルタイムでウェブページを要約してくれる機能もあるんだって。長いニュース記事とかブログ読むとき、横に要点だけまとめて表示してくれる。英語サイトも韓国語で要約してくれるから、海外の情報探すときは特に便利そう。


韓国語のコンテンツも、もちろん日本語や中国語に翻訳・要約できるから、K-POPとかK-ドラマの最新情報を他の国の人にシェアするときも使えそうだよね。


Perplexity CometブラウザのUI画面。上部にタブバーがあり、検索バーには「Ask anything or navigate...」と表示されている。右側にはAssistantボタンが配置され、背景には光の軌跡のような演出がある。


まだ使えない大多数の人はどうすればいい?


月2.9万円って、年間で29万円。新しいノートPC買えちゃう値段だよね。Maxプラン加入者じゃないと今は使えないし。


でも今年の夏中に一般公開予定らしいから、ちょっと待ってみるのもあり。招待制で解放するみたいだから、ベータテスト的な感じで無料体験のチャンスもあるかも。


OpenAIもChatGPTベースのブラウザを準備中だし、Googleも黙ってないはず。競争が激しくなれば価格も下がる可能性大。今すぐ必要じゃなければ、市場の動きを見守るのが賢明かもね。


個人的には、まず無料体験の機会を狙って、本当に仕事に役立つなら会社の経費で落とせないか聞いてみるつもり。一人で使うには高いけど、チーム単位なら生産性向上の効果もあるかもしれないし。


韓国のスタートアップとかIT企業なら、こういう新しいツールにも理解があるから、経費申請も通りやすいかも。実際、うちの会社でもChatGPT Plusの法人契約してるところ増えてるしね。


ただ、韓国特有の事情として、ネイバーの検索結果に慣れきってる人が多いから、AIブラウザへの移行はちょっと時間かかるかもしれない。でも若い世代は新しいもの好きだから、意外とすんなり受け入れられるかも。


とりあえず、今は様子見かな。でも検索の未来がこういう方向に進むのは間違いなさそうだよ。


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