毎日「Hey Siri」とか「OK Google」って呼びかけてるけど、この会話内容が全部どこかに記録されてるって、ちゃんと意識してる? 実は、ほとんどのAIアシスタントが私たちの会話をクラウドサーバーに保存してるんだよ。しかも「これ覚えておいて」って言わなくても、勝手に文脈を把握して記録してるらしい。
私の会話データ、今どこにあるの?
ソウルで暮らしてて、韓国のサービスも海外のサービスも両方使ってるから気になって調べてみたんだけど、これがなかなか興味深かった。ChatGPTやGoogleアシスタントみたいなグローバルサービスは、主にアメリカやヨーロッパの巨大なデータセンターに会話を保管してる。一方で、カカオの「カナナ」みたいな韓国のサービスは、韓国の法律に従って国内のデータセンターにだけ保存してるんだって。
家で毎日使ってるAIスピーカーも同じ。「今日の天気は?」って聞いたことから「お母さんに電話して」っていう命令まで、全部記録が残ってる。最近は、AIが勝手に過去の会話を記憶する「メモリー機能」まで登場してて、先週ピザを注文したことまで覚えてるとか。便利だけど、ちょっと怖くない?
でも暗号化はされてるらしい
一応、ほとんどのサービスがデータを暗号化して保管してるみたい。データを送信するときも、保存するときも、両方とも暗号化してるって。AppleやGoogleみたいな大企業は特にセキュリティを重視してるらしい。
でもさ、それでもなんか落ち着かないんだよね。AIアシスタントに話した個人的な悩みとか、家のパスワードとか、そういうのがどこかのサーバーに残ってるかもしれないって考えると。だから最近は、インターネットに接続しないで自分のコンピュータだけに保存されるローカルAIアシスタントも出てきてるんだって。
私も最初は何も考えずに使ってたけど、ある日ふと気になって設定を見てみたら、いつ何を検索したか、誰に電話したか、全部履歴が残ってた。もちろん削除リクエストはできるって書いてあるけど、本当に完全に消えるのかは正直わからない。
自分の情報を守るには、こうしてみよう
じゃあ、どうすればいいの? まず、サービスの利用規約でデータの保存期間と場所を確認すること。ほとんどのサービスが設定で「会話履歴削除」機能を提供してるから、定期的に消すのもいいかも。でも一番安全なのは、そもそも敏感な情報はAIアシスタントに話さないことだよね。
特に決済情報とかパスワード、マイナンバーみたいなのは絶対にAIアシスタントに言っちゃダメ。どんなに便利でも、こういうのは自分で入力したほうがいい。韓国のサービスは個人情報保護法に従わなきゃいけないから、まだ安心できるけど、海外のサービスはそれぞれの国の法律に従うから、もっと注意が必要かも。
AIアシスタントは確かに便利。でも、プライバシーも大事でしょ? 便利さとプライバシーのバランスを見つけるのが重要だと思うんだ。みんなはAIアシスタント使うとき、どんなことに気をつけてる?