趣味でコード書いてたら、Amazonの新しいツールで整理癖がついた話

週末にPython触ってる程度なんだけど、作ったものが散らかりすぎて何が何だかわからなくなってた。そんなときにAmazonが出したKiro(キロ)っていうツールを使ってみたら、意外と整理がつくようになったんだよ。


紫色の正方形の中に白いゴーストのような図形と「Kiro」の文字が配置されたアプリアイコン


そもそも何に困ってたかっていうと


趣味でコード書いてると、先週何作ってたか忘れちゃうんだよね。メモ帳に書いといても、後で見返すと意味不明。


YouTubeの解説動画見ながら作業してて、エラー出たらググって、また別の動画探して。そうこうしてるうちに、最初に何作ろうとしてたか見失っちゃう。


GitHubに上げればいいって聞くけど、それはそれで覚えることが増えて面倒くさい。ただ自分が作ったものを整理して残しておきたいだけなのに。


Kiroのコンセプト図


Kiroってやつを使ってみたら


作ってるものが見える化された 「簡単な家計簿アプリ作りたい」って英語で入力すると(日本語はまだダメ)、必要な機能とか作る順番を勝手に整理してくれる。なんか親切な先輩が横にいる感じ。


コード保存したら説明も一緒についてくる これがいちばん助かった。コード書いて保存すると「このコードは〇〇する処理」みたいな説明が自動で付く。あとで見ても、ああこれかってすぐわかる。


VS Codeとほぼ同じだから楽 見た目も操作もVS Codeとほとんど変わらない。新しく覚えることがないから、すんなり使えた。


どこまで進んだか一目でわかる 計画した機能のうち、どれが終わってどれが残ってるか視覚的に見える。趣味でやってると途中で投げ出しがちだけど、これがあると最後まで作りたくなる。


Kiroの統合開発環境の画面。左側にSPECSフォルダとファイル構造、中央にタスクリストと実装計画、下部にコード品質分析などのエージェントフック機能が表示されている


ただ、ちょっと気になる点も


英語オンリーなのがきつい。複雑なこと作りたいときに、英語で説明するのに辞書引きながらになっちゃう。


あと無料期間がいつまでなのか不明。趣味レベルで使うには、有料化されたら厳しいかも。


AIが作るコードが時々プロっぽすぎて、逆に理解しづらいこともある。初心者モードみたいなのがあればいいのに。


紫色の背景に2つのウィンドウ。左側はコードの差分表示画面、右側はClaude Sonnet 4.0を使用したチャット画面で「Let's build」というメッセージが表示されている


で、結局どうなの?


コーディングの勉強してて、作りかけのファイルがPCに散乱してる人にはけっこういいと思う。プロジェクトごとに整理されるから、あとで見返しやすいし。


GoogleかGitHubのアカウントがあればすぐ使える。AWSのアカウントはいらない。英語がちょっとできるなら、とりあえず触ってみてもいいかも。


整理整頓が苦手な趣味プログラマーには、なかなか使える道具だよ。少なくとも、作りっぱなしで放置することは減った。


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