綿棒で耳掃除、実はけっこう危ないって知ってた?

耳掃除に綿棒を使うと、耳垢を奥に押し込んで聴力が悪くなることがあるんだって。実際、鼓膜に穴が開いた患者さんの30%が綿棒が原因っていう調査結果もあるらしい。わたしも昔はお風呂上がりに必ず綿棒使ってたけど、耳が詰まった感じがひどくなって病院行ったら、耳垢が完全に詰まってたんだよね。


薄いピンク色の背景で、黒髪の女性が右手で白い綿棒を持ち、耳に入れようとしている様子。顔は横顔のみ見え、耳と手がクローズアップされている。


なんで耳をかきたくなるんだろう


たいていの人が耳掃除する理由って、かゆいからなんだよね。特にシャワーの後、水が残ってる感じがするとムズムズしちゃう。外耳道の皮膚ってすごくデリケートで、ちょっとした刺激にも反応しやすいから。


耳垢がたくさんあるって思ってる人も多いけど、実は耳垢って外耳道を守る大事な役割があるんだよ。抗菌作用もあるし、ホコリとか異物が入るのを防いでくれる。普通の状態なら、耳垢は自然に外に出ていくようになってる。


耳鼻科で「耳垢はあごを動かすたびに少しずつ外に出る」って説明されたときは、へーってなった。ご飯食べたり話したりするときに顎関節が動くでしょ。そのときに外耳道も一緒に動いて、その過程で耳垢が勝手に出ていくんだって。


白い服を着た女性が、耳垢が付いた使用済みの綿棒2本を手に持って見せている。背景はぼやけており、綿棒の先端に黄色い耳垢が付着しているのが見える。


綿棒の代わりに試してみた安全な方法


耳がかゆいときは、温かいお湯で耳たぶの部分だけ洗うのが一番安全だよ。シャワーのとき水が入っちゃったら、頭を横に傾けて自然に出して、タオルで外側だけさっと拭けばOK。


本当に耳垢がたまって不快なときは、耳専用の洗浄液を使ってみるといいよ。薬局で簡単に買えるし、耳垢を柔らかくして自然に出やすくしてくれる。わたしは半年に1回くらい使ってるけど、確実にスッキリする感じがする。


オリーブオイルとかココナッツオイルを使う方法もあるよ。体温くらいに温めたオイルを耳に2〜3滴たらして、5分くらい待ってから頭を傾けて出すだけ。ただし、鼓膜に問題があったり耳から液が出てる場合は絶対使っちゃダメ。


濃い緑色の背景に白い綿棒の先端部分を拡大撮影した画像。綿の繊維が細かく見え、ふわふわとした質感が確認できる。

病院に行ったほうがいいタイミング


耳が詰まった感じや聴力が落ちた感じが3日以上続いたら、絶対に耳鼻科に行ったほうがいい。耳から分泌物が出たり痛みがあるときも同じ。特に血が混じった分泌物が出たら、すぐに病院へ。


耳鼻科では特殊な器具で耳の状態を確認して、安全に耳垢を取ってくれるよ。わたしも最初は「耳垢くらいで病院?」って思ってたけど、実際行ってみたら5分もかからずにキレイになった。費用も思ったより全然高くなかったし。


普段から耳の分泌物が多かったり、耳垢がたまりやすい体質の人は、3〜6ヶ月ごとに定期的に診てもらうのもいいかも。慢性外耳道炎になる前に予防するほうがずっと楽だから。


綿棒で耳掃除する習慣をやめてから、耳がずいぶん健康になったよ。最初はかゆくて我慢するのが大変だったけど、2週間くらいで慣れた。みんなも健康的な耳のケア習慣、始めてみない?


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