親のiPad設定で3つの機能をオンにしたら、ひとりでも使えるようになった話

iPadの画面の文字が小さすぎて見えないなら、アクセシビリティ機能の3つだけオンにしてみて。拡大/縮小、音声読み上げ、ジェスチャー簡素化の機能があれば、タッチが苦手でも楽に使えるようになるよ。うちの母も今では、ビデオ通話からYouTube視聴まで全部ひとりでやってる。


メガネをかけた祖母と若い孫娘が一緒にタブレットを見ている温かい場面


文字が小さくて見えない時、最初にやること


設定でテキストサイズを大きくするより、ズーム機能の方が便利だった。3本指で画面をトントンと2回タップすると、すぐに拡大されて、もう一度2回タップすると元に戻る。


最初は母が「3本指でタップするのが難しい」って言ってたけど、数日練習したらすぐに慣れたみたい。特にLINEのメッセージ読む時とか、銀行アプリで数字を確認する時にすごく重宝してるって。


拡大した状態で画面を移動したい時は、3本指でドラッグすればOK。虫眼鏡を持ち歩いてるみたいに、見たい部分だけ大きくできるのがいいよね。設定方法は簡単。設定アプリからアクセシビリティ、そしてズームを見つけてオンにするだけ。


ウィンドウズームモードに変えれば、画面の一部分だけレンズみたいに拡大することもできる。全画面が拡大されるのが嫌な人は、こっちの方が使いやすいかも。


ソファに座り、小型犬と一緒にタブレットを操作している黒髪のシニア女性


画面が見えないなら、読み上げ機能を使ってみよう


VoiceOverは画面にあるものを全部音声で読み上げてくれる機能。1回タップするとその項目を読み上げて、2回タップすると実行される。


父が白内障の手術後の回復期間中、この機能のおかげでiPadを使い続けることができたんだ。メッセージも読んでくれるし、どのアプリかも教えてくれるから、目を閉じてても使えるくらい。


音声コントロール機能も一緒にオンにしておくともっと便利。「ホームに移動」「戻る」みたいな命令を声で言うだけで実行してくれる。手首が痛い人や手の震えがある人には特に助かる機能だよ。


Siriも積極的に活用してみて。「Siriさん、娘に電話かけて」「今日の天気教えて」って言えば、すぐに処理してくれる。複雑なタッチ操作なしで、だいたいのことはできちゃう。


たくさんの観葉植物に囲まれた明るい部屋で、メガネをかけたシニア男性がiPadを操作している


タッチが難しいなら、ボタンひとつで全部解決


AssistiveTouchをオンにすると、画面に丸いボタンがひとつ出てくる。このボタンひとつでホーム画面に戻ったり、スクリーンショット撮ったり、音量調整したりできるんだ。


うちの母はホームボタンを押すのも大変だったけど、この機能を教えてからはずいぶん楽になったみたい。ボタンの位置も好きな場所に移動できるし、よく使う機能を追加で入れることもできる。


ジェスチャーが複雑だと感じる人は、アシスティブアクセス機能を使ってみるといい。画面をすごくシンプルにしてくれて、必要なアプリだけ大きく表示できる。電話、メッセージ、写真、カメラ、この4つか5つだけ残しておけば、迷うことはない。


黄色い背景の前で、メガネをかけた白髪のシニア女性が笑顔でiPadを持っている


こういう機能は一度に全部オンにしなくてもいいよ。必要なものから順番にオンにして、慣れてきたら次の機能を追加するのがおすすめ。うちの両親も最初はズーム機能だけ使ってたけど、今では音声コントロールまで自由に使いこなしてる。


何より大事なのは繰り返し練習すること。最初は違和感があっても、毎日ちょっとずつ使ってみれば、1週間もあれば十分慣れるはず。周りに助けてくれる人がいなくても、この機能さえあれば、ひとりでも十分iPadを楽しめるようになるよ。


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