iPadで動画編集したいけど、アプリ多すぎて選べない問題

iPadで動画編集を始めようとしたとき、最初につまずいたのがアプリ選びだった。App Storeで検索すると何十個も出てきて、どれがいいのか全然わからない。


とりあえず無料から試そうと思って、最初に使ったのがiMovie。Appleが最初から入れてくれてるやつ。これが思ったより使えて、動画を切ったり貼ったり、字幕入れたり、BGM付けたり、基本的なことは全部できた。iPhoneで撮った動画がAirDropですぐ送れるのも便利だった。


紫色のグラデーション背景に白い星のアイコン。星の中央にビデオカメラのシンボルが配置されているiMovieのアプリアイコン


でもYouTube用の動画を何本か作ってると、だんだん物足りなくなってきた。字幕の位置を細かく調整できないし、動画を何層も重ねられないし、色補正も基本的なものだけ。ロゴとかウォーターマークも入れられなくて不便だった。


そこで有料アプリを調べ始めたんだけど、値段がピンキリで迷った。LumaFusionは4000円くらい、Final Cut Proは6000円以上する。正直ちょっと高いなと思ったけど、周りのYouTuberがみんなLumaFusion使ってたから買ってみた。


使ってみたら、作業スピードがまるで違った。マルチトラックで動画を何層も重ねて編集できるし、クロマキーで背景を抜くこともできる。色補正もかなり細かくできて、動画のクオリティが目に見えて上がった。


濃紺の背景に青と緑のグラデーションで描かれた流線形のデザイン。LumaFusionアプリのロゴマーク


無料アプリだとVLLOとCapCutも試してみた。VLLOはテンプレートが豊富で初心者向け。CapCutはTikTokやインスタ用の短い動画を作るのにぴったりで、今っぽいエフェクトがたくさん入ってる。


レンダリング速度も大事なポイントだよ。うちのiPad Pro M2モデルだと、10分の1080p動画が3〜4分で書き出せる。前に使ってたA12Zチップのモデルだと同じ動画が7〜8分かかってた。4K動画だともっと差が出る。


ストレージ管理も気をつけないといけない。動画編集してるとプロジェクトファイルがどんどん溜まって、4Kプロジェクト一つで3〜4GBは使う。だから作業前には必ず4GB以上の空き容量を確保してから始めてる。


今は用途によってアプリを使い分けてる。簡単な日常vlogはiMovieで、YouTube用の本格編集はLumaFusionで、SNS用の短い動画はCapCutで作ってる。


初心者には、まずiMovieから始めることをおすすめしたい。無料だし、基本を覚えるには十分。1ヶ月くらい使ってみて物足りなくなったら有料アプリを考えればいい。


黒色のCapCutのロゴマーク。左側に交差した線のシンボル、右側にCapCutの文字


ちょっとしたコツを教えると、動画素材を事前に整理しておくと編集がかなり楽になる。日付ごとにフォルダ分けして、使う部分だけ先に切り出しておけば作業時間が半分になる。Apple Pencilがあればもっといいけど、指だけでも十分編集できる。


クラウドも積極的に使うといい。iCloud写真で「デバイスのストレージを最適化」をオンにすれば、オリジナルはクラウドに置いて、iPadにはプレビューだけ残せるから容量を節約できる。


最初は難しそうに見えても、やってみると意外と簡単。動画を切って、順番を変えて、字幕を入れて、音楽を付ければ基本的な動画は完成する。完璧を求めすぎないで、とりあえず始めてみるといい。やってるうちに自然と上達していくから。


こんな感じで、今は用途に合わせて使い分けて、けっこう楽しく動画作ってるよ。


iPad買って半年放置してる人、これだけやれば毎日使うようになるよ