イーサリアムが8月に入って4,000ドルを超えました。ドージコインも3年ぶりの高値を記録しています。でもこれ、単に数個のコインが上がっただけじゃないんです。アルトコイン市場全体が本格的なラリー局面に入ったというシグナルがあちこちで見られます。特にビットコイン中心からイーサリアムと大型アルトコイン中心へと、市場の主導権が移る重要な転換点が始まっています。
アルトコインシーズンが来たってどうやってわかるの
アルトコインドミナンスが25%のサポートラインから反発し始めました。
これがなぜ重要かというと、2020年と2021年の大規模なアルトコインラリーが始まった時とまったく同じパターンだからです。
もっと確実なのは、アルトコインシーズン指数が75を超えたことです。この指数はビットコイン対比でアルトコインの価格動向を総合分析するものですが、75以上なら本格的なアルトシーズンと見なされます。
取引所に流入するアルトコインの入金量も、去年12月以降で最高値を記録しました。バイナンスのような大手取引所にアルトコインが大量流入するのは、通常2つの意味があります。投資家が売却準備をしているか、本格的な取引を始めるシグナルです。
ここで注目すべきは、ビットコインドミナンスが60%からじわじわ下がっていることです。お金がビットコインからアルトコインへ移動し始めたということですね。
イーサリアム1万ドル、ドージコイン1ドルの予想が出る理由
イーサリアムは今4,000ドルを突破しましたが、2025年末までは平均3,200~5,000ドルの間で取引されるという予想が多いです。長期的には2030年までに1万ドルも可能という分析もあります。
なぜこんな話が出るのでしょうか。
まず、ETF資金が本格的に流入し始めました。機関投資家がイーサリアムを正式な投資資産として認め始めたという意味です。
次に、DeFiやDApps分野でのイーサリアムの地位は依然として独走的です。実質的にすべてのイノベーションがイーサリアムエコシステムから始まっています。
ドージコインはもっと面白いです。ミームコインの代表格らしく変動性は大きいですが、最高1.4ドルまで可能という予想が出ています。年末の平均価格は0.32ドル程度と予想されていて、今より2倍以上上がる計算です。
今からアルトコインに投資しても遅くないかな
正直に言うと、まだ始まりです。
アルトコインラリーは通常、段階的に進行します。まずイーサリアムのような大型アルトコインが上がり、その次に中型、最後に小型アルトコインの順にお金が流れます。今はまだ大型アルトコインの段階です。
でもここで重要なことがあります。むやみにどんなアルトコインでも買えばいいわけじゃありません。
AI関連コイン、Layer 2ソリューション、ゼロ知識証明(ZK-proof)技術を持つプロジェクトが特に注目されています。実際の技術革新があるプロジェクトが結局生き残るからです。
機関投資家の動きもよく見る必要があります。ETFを通じて入ってくる資金がどこに向かうか、大手投資会社がどのコインに注目しているかチェックしてみてください。
変動性が大きいということは、チャンスも大きいということです。ただしリスク管理は必須です。全財産を一つのコインに賭けるのは本当に危険です。
市場構造が変わっているということも見逃せません。単純な価値保存手段から、実際のユースケースを持つコインが注目され始めました。ゲーム、金融、AI分野で実際に使われているコインがこれから成長する可能性が高いです。
投資判断はそれぞれの責任ですが、今市場がどう動いているか正確に把握することが先です。アルトコインシーズンが始まったというシグナルは明確に見えますね。
ソウルから見ていると、韓国の取引所でも取引量が急増していて、市場の熱気を肌で感じます。みなさんも冷静に、でもチャンスは逃さないようにしてくださいね。