Macで複数の画面を並べて作業したいとき、めちゃくちゃ不便ですよね。Windowsみたいに画面を半分ずつに分けて使いたいのに、みんなMagnetっていう有料アプリをすすめてきます。でも実は、お金払う必要なんてないんです。Macに最初から入ってる機能と無料アプリで十分解決できるんですよ。
Mac標準機能で画面を2分割する一番簡単な方法
各ウィンドウの左上にある緑色の丸いボタン、見えますよね?普通にクリックすると全画面になっちゃうけど、マウスを1秒くらい置いておくとメニューが出てきます。
「ウィンドウを左側にタイル表示」か「ウィンドウを右側にタイル表示」っていう選択肢が出るので、好きな方をクリックすれば画面がピッタリ半分に分かれます。そしたら反対側に別のウィンドウを選んで配置できるんです。
真ん中の境界線をドラッグすれば比率も調整できるし、抜けるときはESCキーを押すか、マウスを画面上部に持っていけばOKです。ショートカット使いたい人はCommand + Control + Fで全画面モードのオンオフができますよ。
macOS Sequoiaならもっとすごい機能が待ってます
2024年に出たmacOS Sequoiaからは、Windowsみたいにウィンドウを自由自在に整理できるようになりました。メニューバーの「ウィンドウ」をクリックすると「フィル」「中央揃え」「移動とサイズ変更」みたいなオプションが見えます。
ウィンドウを画面の端にドラッグすると自動的にスナップして整列するんですが、これがホントに便利なんです。複数のウィンドウをタイルみたいに重ならないように配置することもできるし、システム設定でウィンドウの端の余白も調整できます。
個人的にこの機能使ってみたら、Magnetよりむしろ直感的でした。ショートカット設定したければ、システム設定 > キーボード > キーボードショートカット > アプリケーションのショートカットで、好きなコマンドにショートカット割り当てればいいです。
RectangleアプリでWindowsみたいにウィンドウ管理
macOSの標準機能が気に入らなければ、Rectangleっていう無料アプリがおすすめです。Magnetと機能は同じなのに完全無料なんです。
インストールはrectangleapp.comからダウンロードして、Applicationsフォルダにドラッグするだけです。初回起動時にシステム環境設定でアクセス権限を許可する必要があって、セキュリティとプライバシー > アクセシビリティでRectangleにチェック入れればOKです。
基本のショートカットがすごく直感的です:
- Control + Option + 左矢印:画面左半分
- Control + Option + 右矢印:画面右半分
- Control + Option + 上/下矢印:上半分/下半分
- Control + Option + U,I,J,K:4分割配置
復元機能もあって、Control + Option + Backspaceを押せば前のウィンドウサイズに戻ります。ショートカットが気に入らなければ、メニューバーのアイコンから全部カスタマイズできますよ。
ショートカット一つも使わずマウスだけで解決する方法
キーボードショートカット覚えるのが面倒な人は、マウスだけでも大丈夫です。
Macではさっき言った緑色ボタンにマウスを置く方法があるし、Windowsではウィンドウを画面の左右端にドラッグすれば自動的に半分サイズに合わせてくれます。これが意外と便利なんですよね。
Rectangle使うときも、ウィンドウをドラッグして画面の端に持っていけば自動的にスナップする機能があります。設定でオンにすればWindowsみたいに使えます。
正直、私も最初はMagnet買おうと思ってたんですけど、こういう方法知ってからお金使う理由がなくなりました。特にRectangleはオープンソースだから継続的にアップデートされてるし、M1 Macでもネイティブで動くからバッテリーの心配もないです。
みなさんも有料アプリ買う前に、こういう方法試してみてください。たぶんこれで十分だと思いますよ。