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潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の概要
中国軍が太平洋でSLBM発射試験を実施したわずか3日後、オーストラリアとインドの首脳が揃って「クアッドの重要性」を共同声明に明記しました。この偶然とは思えないタイミングの一致が、インド太平洋の安全保障地図をどう塗り替えようとしているのでしょうか。
- 通常動力型と原子力型への大別、原子力型は長期間の潜水行動が可能
- 海中の潜水艦から射程数千キロ以上の弾道飛行を行うミサイル
- 中国は現在、094型原子力潜水艦を複数隻運用し、SLBM能力の継続的強化
- 米国、ロシア、中国、英国、フランスなど複数国によるSLBM保有
SLBMを搭載した原子力潜水艦は第二撃能力の象徴とされており、インド太平洋地域における各国の軍拡競争の中でも特に注目度の高い兵器体系です。
中国のSLBM発射試験と豪印首脳会談が重なった背景
2026年7月6日、中国軍が太平洋地域で潜水艦発射弾道ミサイルの発射試験を実施したことが明らかになりました。この試験からわずか3日後の7月9日、オーストラリアのアルバニージー首相とインドのモディ首相がメルボルンで首脳会談を開催し、共同声明を発表しています。
- 中国軍によるSLBM発射試験の実施(7月6日確認)
- 豪印両首脳による「クアッドの重要性を改めて表明する」との共同声明発表
- アルバニージー首相によるインドを「最重要の安全保障パートナー」と明言
- 日米との協力拡大を防衛・安全保障協力に関する共同宣言として明確化
- 「現状変更や一方的な行動への強い反対」の共同声明への明記
中国の軍事的威圧が高まる中、日米豪印4カ国の枠組みであるクアッドが改めて存在感を示した形であり、SLBMの発射試験というタイムリーな出来事がこの会談の安全保障上の意義をさらに際立たせています。