金利下げなのに株が下がる?ハト派とタカ派で全然違う理由

9月にFRBが金利を下げても、株価が必ず上がるわけじゃないんです。同じ0.25%の利下げでも「ハト派的利下げ」か「タカ派的利下げ」かで、投資口座の結果は全く変わってきます。




ハト派的利下げは簡単に言えば「今後も金利を下げ続けるよ」というサインです。FRBが景気を本当に心配して、お金をどんどん供給するという意味なんですね。一方でタカ派的利下げは「今回だけ特別に下げるから」という意味です。


実際、2019年7月にFRBが利下げした時、パウエル議長が「中間調整にすぎない」と言った途端、その日の株式市場は急落しました。金利は確かに下げたのに、です。


パウエル議長の発言でチェックすべき単語


ハト派のサインは意外と見つけやすいです。「経済の減速を深刻に見ている」「追加対応の準備ができている」「雇用市場の弱体化が懸念される」みたいな表現が出てきたら、今後も利下げの可能性が高いですね。


特に「ドットプロット」というものがあります。これはFRB理事たちが今後の金利をどう動かすか示した地図みたいなもの。ここで利下げを示す点が下の方にたくさんあれば、確実なハト派シグナルです。


タカ派のシグナルはもう少し微妙です。「インフレリスクは依然として存在する」「一時的な調整」「データを注視する必要がある」こんな言葉が出てきたら、今回限りの利下げで終わるかもしれません。


実は去年も「一度きりの保険的利下げ」という表現が出た時、市場はがっかりしたことがありました。


投資戦略はどう変えるべきか


ハト派的利下げが確実なら、成長株やテック株の比重を増やしてもいいかもしれません。金利が下がり続けると、将来の収益に対する期待が高まるからです。テスラやエヌビディアみたいな銘柄が利下げ期待に真っ先に反応するのはそのためです。


でもタカ派的利下げのサインが見えたら、違うアプローチが必要です。配当株や価値株に目を向けた方がいいかもしれません。市場全体が大きく上がらない時は、着実に配当を出す企業の方が安定的ですから。


9月のFOMC会議は日本時間だと深夜に開かれます。でも本当に重要なのは金利決定そのものより、その後のパウエル議長の記者会見です。ここで出てくる言葉一つひとつが、翌日の投資口座を左右すると言っても過言じゃありません。


ソウルで投資している友人たちも、最近はこの「トーン」の違いにすごく敏感になってきました。特に韓国株は米国市場の影響を強く受けるので、FRBの姿勢を読み違えると痛い目に遭います。


結局、同じ利下げでも今後の方向性の方が大事ということです。市場は現在より未来を見て動きますからね。単純に「利下げ=株価上昇」という図式で考えていると、思わぬ損失を被るかもしれません。


こんな感じで、9月のFOMCは金利の数字だけじゃなく、その裏にあるメッセージを読み取ることが大切です。


本記事は情報提供を目的としており、投資・税務・法律・会計上の助言を行うものではありません。記載内容の正確性や完全性を保証するものではなく、将来の成果を示唆するものでもありません。暗号資産への投資は価格変動が大きく、高いリスクを伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行い、必要に応じて専門家にご相談ください。


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