日本が世界に誇る限定ウイスキー・アルコール類
日本の空港免税店では、関税や酒税が大幅にカットされるため、酒類は免税の恩恵が最も大きい品目です。さらに、免税店限定ボトルや大容量（1,000ml）サイズが存在するため、国内では入手困難な商品や割高になる商品を、有利な価格で手に入れられます。
-
購入すべき品目と理由
-
ジャパニーズウイスキー（山崎、響、竹鶴など）：国内でも入手困難な銘柄の限定品や特別サイズが販売されることがあり、希少性と税金免除の二重メリットがあります。
-
大容量サイズ：特にグレンリベットやシーバスリーガルなど海外ブランドの1,000mlボトルは、国内では流通が少ないため、免税店での価格競争力が極めて高いです。
-
高付加価値の日本製・高額化粧品
化粧品は基本的に関税がかかりませんが、国内の消費税（10%）が免除されることに加え、空港免税店では店舗独自のセールやセット販売が充実しているため、実質的な割引率が非常に高くなります。
-
購入すべき品目と理由
-
国内高級ブランド：資生堂の「ザ・ギンザ」や「クレ・ド・ポー ボーテ」など、国内での値引きがほとんどない高級ブランドは、消費税分免除だけでも確実にお得です。
-
大容量またはセット品：SK-IIなど人気ブランドの基礎化粧品のセットや大容量品は、個別に買うよりもはるかに割安になるよう価格設定されています。
-
海外ブランドのバッグ・時計
高額なブランドバッグや時計は、国内での購入時に消費税と、一部の高級品には関税が課せられる場合があります。免税店ではそれらがカットされるため、元々の価格が高いほど、割引される金額の絶対値が大きくなります。
-
購入すべき品目と理由
-
海外ハイブランド：ルイ・ヴィトンやシャネルなど、国際的に価格が決められているブランド品は、為替レートの変動を受けますが、税金分が免除されるため国内百貨店価格よりは有利なことが多いです。
-
国内の免税範囲の確認：海外市価の合計額が20万円までは免税されます。この範囲内で高額品を狙うのが最も賢い方法です。
-
円安時代に得をするための購入の極意
円安の今、免税店のメリットを最大限に引き出すには、価格だけでなく購入方法にも工夫が必要です。
-
オンライン予約を活用：日本の主要な空港免税店では、出発前にオンラインで予約購入が可能です。これにより、事前のクーポン適用やポイントの二重取りが可能になり、円安による価格上昇を実質的に相殺できます。
-
為替の動きを注視：免税価格は外貨（ドル）ベースで設定されていることが多いですが、空港免税店では円建て価格も提示されます。決済時の円安がひどい場合は、円建て価格とドル建て価格（クレジットカードの外貨決済）を比較し、少しでも有利な方を選ぶのが賢明です。
-
限定品・レア品に絞る：免税店限定のウイスキーや化粧品セットなど、ここでしか手に入らない希少性の高い商品に集中することで、単なる価格差以上の価値を得られます。