ナイトモード設定してベッドでYouTube見てるのに、目がゴロゴロするんです。ブルーライトカットアプリって本当に効果あるのか、それとも画面の色を黄色くしてるだけなのか気になって調べてみました。最新の研究を見てみると、私たちが思ってるのとちょっと違う部分があったんです。
画面が黄色くなる仕組みと実際の違い
ブルーライトカットアプリは画面の色温度を調整して、青い光を減らしています。簡単に言うと、画面を暖かいトーンに変えてるんです。
実際、2017年のドイツの研究では、ブルーライトをカットすると目の疲労感が減ったという報告がありました。でも重要なのは、これが一時的な効果だということです。
- 画面の明るさに関係なく色温度だけが変わる
- 青色光は減るけど全体の光の量はそのまま
- 目の疲れはブルーライトより画面を見つめる時間の方が大きく影響
多くの人がナイトモードにすると目が楽になったと感じますが、実はこれ、明るい白い画面より黄色い画面の方が刺激が少ないからなんです。根本的な解決策じゃないってことですね。
睡眠への影響は思ったより複雑です
ブルーライトがメラトニン分泌を妨げるのはよく知られた事実です。だから寝る前にナイトモードにする人が多いですよね。
ソウル大学病院の研究では、ナイトモード使用時により早く眠れるという結果が出ました。でも2024年以降に出た研究はちょっと違う話をしています。
スマホ自体を見る行為が問題だというんです。ブルーライトをカットしても、ベッドで動画を見続けたりSNSをしたりすると、脳がずっと覚醒状態を維持してしまいます。
結局大事なのは:
- 寝る前のスマホ使用時間自体を減らすこと
- 寝室ではスマホを遠ざけること
- ナイトモードは補助手段でしかない
本当に目の健康のためにすべきこと
ブルーライトカットアプリが網膜疾患や黄斑変性を予防するという証拠はまだありません。むしろ専門家たちは別の方法を勧めています。
20-20-20ルールをご存知ですか?20分ごとに20秒間、20フィート(約6メートル)先を見るんです。これがブルーライトカットよりずっと効果的です。
実際に私がこの方法を試してみたら、確実に違いました。最初は面倒でしたが、アラームを設定してやってみたら習慣になりました。特に在宅勤務の方は絶対試してみてください。
その他にも:
- 画面の明るさを周りの環境に合わせて調整する
- モニターと目の距離を50cm以上保つ
- 意識的にまばたきを頻繁にする
- 部屋の照明を適切につける
ソウルの夏は暑くて、エアコンの効いた室内でスマホを長時間見てしまいがちです。私も地下鉄でずっとスマホ見てて、家に帰ってもまたスマホ。目薬が手放せない生活でした。
でも20-20-20ルールを始めてから、目薬の使用頻度が明らかに減りました。江南のカフェで仕事するときも、窓の外の看板を20秒見るだけで違うんです。
デジタル習慣そのものを見直す時期
ブルーライトカットアプリはないよりはマシです。でもこれだけで目の健康を守れると思ったら大間違いです。
韓国は世界でもスマホ使用時間が長い国として知られています。地下鉄でも、カフェでも、みんなスマホを見ています。でも最近、周りでも「デジタルデトックス」を意識する人が増えてきました。
結局、デジタル機器の使用習慣自体を変えるのが一番重要です。ナイトモードをつけて明け方までNetflixを一気見するより、早く寝て十分に休む方が目にも体にもずっといいってことです。
今日から試せることがあります。まず、寝る1時間前からスマホを充電器に置いて、本を読むか音楽を聴く時間にしてみてください。最初の3日は辛いかもしれませんが、1週間続けると睡眠の質が変わってきます。
ブルーライトカットは魔法の解決策じゃありません。でも、デジタル機器との付き合い方を見直すきっかけにはなるはずです。