野菜室に入れるだけで1週間シャキシャキ?冷蔵庫の下段が野菜保存に最適な理由

同じレタスなのに、なんで3日でしなびるものと1週間経ってもシャキシャキのものがあるんだろう。実は冷蔵庫のどこに入れるかで全然違うんだよね。特に下の引き出し(野菜室)って、野菜保存には絶対必要な場所だった。


冷蔵庫って場所によって温度が違うって知らなかった


冷蔵庫開けると上・中・下って分かれてるじゃない?どこでも同じかと思ってたけど、実は温度が全然違う。


  • 一番上:0.5〜2度(最も冷たい) 
  • 中段:3〜4度(温度変化少ない) 
  • 下の引き出し:4〜7度(やや高め) 
  • ドアポケット:5〜8度(温度変化大きい)


もっと重要なのが湿度。下の引き出しは湿度70〜90%で高く保たれてる。これが野菜を新鮮に保つ秘密なんだよ。野菜って水分が飛ぶとすぐしなびるから。高い湿度が水分の蒸発を防いでくれるから長持ちするってわけ。


冷蔵庫の野菜室引き出しに、トマト、レタス、白菜、ネギ、きゅうり、なす、にんじん、パプリカなどの新鮮な野菜が整理して保存されている様子


野菜の種類によって保存方法もちょっとずつ違う


レタスやほうれん草みたいに葉が薄くて水分多い野菜は、そのまま入れちゃダメ。キッチンペーパーや新聞紙で軽く包んで入れるといい。湿気が多すぎると逆に傷んじゃうから。


にんじんや大根みたいな根菜類はビニール袋に入れて保存。水分が抜けないようにするのが大事。私は穴あきビニール使ってる。呼吸しながらも水分はキープできるから。


ブロッコリーやキャベツみたいな野菜はまた違う。密閉容器より通気性のあるネットに入れて保存するのがいい。実際にこれに変えたら保存期間が3日から1週間に延びた。


果物はちょっと違う保存が必要。果物室があればそこに、なければ野菜室の端っこに入れるけど湿度は下げたほうがいい。果物は湿度50〜60%くらいがちょうどいい。湿度高すぎるとカビが生えやすくなるから。


肉や魚は絶対に下の引き出しに入れちゃダメ


最初知らなくて肉を野菜室に入れて失敗したことがある。野菜室は湿度が高いから肉や魚の保存には本当に向いてない。こういうのは一番冷たい場所に置かなきゃ。


  • 肉類:冷蔵庫の一番下の棚(0〜1度) 
  • 魚:氷を敷いてその上に保存 
  • 加工肉:真空パックして中段 
  • 解凍中の肉:一番下の棚に受け皿敷いて


キムチ用冷蔵庫があれば肉類専用室を活用するのもいい方法。温度がマイナス3〜5度で保たれるから普通の冷蔵庫より2〜3日長く新鮮に保存できる。


冷凍庫の棚に、ビニール袋で真空パックされた牛肉や豚肉などの肉類が冷凍保存されている様子


週に1回冷蔵庫整理しながら位置調整してる


最近は買い物したらすぐ整理してる。野菜は必ず下の引き出し、肉は一番下の棚、よく使うおかずは目の高さの中段に入れる。こうしたら食品ロスも確実に減った。


たまに冷蔵庫の引き出しに湿度調節機能がある製品もあるよね。野菜用、果物用で湿度を別々に設定できる。こんな機能がなくてもキッチンペーパーや新聞紙をうまく使えば十分。


ネギみたいな長い野菜は立てて保存するともっと長持ちする。ペットボトル切って水を少し入れて、ネギの根っこを浸けておけば2週間以上シャキシャキ。ネギが高いときに本当に役立つ方法。


整理してみると冷蔵庫も科学なんだなって思う。ただ冷たければいいと思ってたけど、温度と湿度を考えて場所ごとに食材を配置したら確実に違う。みんなも試してみて。野菜代の節約効果、実感できるはず。


卵って洗って保存したらダメなの?知らなきゃヤバい理由