毎日スマホを100%まで充電してるとバッテリーがどんどんダメになる。最初は一日中使えてたのに、何ヶ月かたったらお昼過ぎにはもう電池切れになってた。
リチウムイオンバッテリーって100%近い高電圧状態が続くと中で化学的なストレスがたまるんだって。だから最初100%だったバッテリー容量が90%、80%って落ちていくわけ。
100%充電を続けてると実際どんな変化が起きるか
一番最初に気づくのは使える時間が短くなること。フル充電してもぜんぜん前みたいに持たない。しかも電池の減り方が急になって、いきなりガクッと落ちたりする。
充電しながらスマホ使い続けると、CPU、GPU、バッテリーが同時に熱くなっちゃう。この熱が繰り返されるとバッテリー効率がもっと悪くなって、ひどい時はバッテリーが膨らんできたりもする。
今のスマホには過充電防止回路ってのがついてて、100%になったら自動で止まる。でもフル充電状態をよくやってると、微細なダメージがずっと積み重なっていくのは防げない。
実際に体験したんだけど、2年使ったスマホがいきなり30%で電源落ちるようになった。サービスセンターで見てもらったらバッテリー性能が70%くらいまで下がってた。毎晩100%充電で放置してたのが原因だったみたい。
バッテリーを長持ちさせるにはどう充電すればいいか
一番いいのは20~80%の範囲で充電すること。バッテリー残量が20%くらいになったら充電始めて、80%くらいで止めるって感じ。
最近のサムスンとかアップルとかも85%充電制限機能つけてるのはこういう理由。バッテリー寿命伸ばしながら安全性も確保したいから。
0%まで完全に使い切るのもよくない。リチウムイオンバッテリーは完全放電すると内部パーツが壊れることがある。昔のニッケル・カドミウムバッテリーと違ってメモリー効果もないから、わざわざ完全放電する必要もないし。
スマホの設定でバッテリー保護機能があったらオンにしておくといい。ギャラクシーは「バッテリー保護」で85%までしか充電しないよう設定できるし、iPhoneは「最適化されたバッテリー充電」機能がある。
実際やってみたらこんな感じだった
今は電池残量が30%くらいになったら充電開始してる。で、80%くらいになったら充電器抜くようにしてる。最初は面倒だったけど、数日やってたら習慣になった。
ちょこちょこ短時間充電するのもバッテリーにいい。完全に使い切ってから一気に長時間充電するより、少しずつ頻繁に補充してあげる方がバッテリーの健康にずっといい。
充電中にゲームとか動画見るのはできるだけ避けてる。熱が出るからバッテリーにもスマホにもよくない。充電するときはそのまま置いとくか、軽いメッセージチェックくらいにしてる。
会社のデスクにいるときは無線充電器使ってる。30~40%くらいで置いといて、70-80%になったら外すって感じで管理しやすい。急速充電器は急いでるときだけで、普段は普通の充電器。
他の人はどうやってるのか聞いてみた
まわりの友達に聞いてみたら、みんな似たような悩み抱えてた。一人は夜寝ながら充電する習慣変えたって。代わりに夕方に先に充電しといて、寝る前に充電器抜くようにしたらしい。
職場の同僚でモバイルバッテリー活用してる人もいる。スマホのバッテリーは50~60%くらいキープしといて、足りなくなったらモバイルバッテリーで補充する方式。こうすると本体バッテリーのストレス減らせるって。
ノートパソコンとか電気自動車も似たような原理。ノートPCには80%充電制限機能ついてるし、電気自動車も日常充電は80%くらいまでって推奨してるじゃん。リチウムイオンバッテリー使う機器全部に当てはまる原理なんだと思う。
こう変えてから実際どう変わったか
実際にこうやってたらバッテリーがずっと長持ちするようになった。1年以上使ったスマホでも まだ一日中使えるから満足してる。
何より急に電池がガクッと落ちることがなくなった。前は50%から急に20%になったりしてたけど、今はバッテリーゲージが一定ペースで減っていく。
スマホが熱くなる回数もかなり減った。充電中に使わないから発熱も少ないし、全体的に機械が安定して動いてる感じ。
最初は80%までしか充電しないの不安だったけど、実際使ってみたら一日使うには十分だった。むしろバッテリーの心配が減って楽になった。
こういう小さな習慣変えるだけでスマホが長く使えるようになるから、やってみる価値はあると思う。