ローカルでAI動かすと、データが外に出ないから安心なんです。クラウドのAPI料金もかからないし、ネットなくても動くから、完全に「自分のもの」になるんですよね。最近はGPT-OSS 20Bみたいな大きなモデルも、16GBメモリのPCで動かせるようになってきました。
なんでわざわざ自分のパソコンでAI動かそうと思ったか
最初は単純にAPI料金が重荷だったんです。ChatGPT Plusの月額料金に、Claude APIの費用まで、毎月けっこうな金額になってたんですよね。でも実際にローカルAI使ってみたら、お金より大事なことがありました。
会社の文書とか個人的なメモをAIに聞くとき、なんか気持ち悪かったんです。これ、どこかのサーバーに保存されてるんじゃないかって。実際、医療とか金融で働いてる知り合いは、外部のAIサービス使用禁止らしいですし。
ネット速度も問題でした。カフェで作業してるとき、Wi-Fi遅いとAIの返事も遅くなるじゃないですか。でもローカルAIなら、ネット関係なくすぐ答えが返ってきます。地下鉄でも飛行機でも使えますし。
LM Studioで5分で始められた
最初はDockerとかOllamaとか使わないといけないのかと思って怖かったんですが、LM Studioっていうソフト見つけました。これ、本当に簡単です。ダウンロードして、インストールするだけ。
インストール後、モデルダウンロードメニュー開いたら、Phi-3 MiniとかLlama 3.1、GPT4Allみたいなモデルがずらっと並んでました。好きなのクリックしてダウンロードすればOK。軽いPhi-3 Miniから始めてみました。
GPUあったほうが速いけど、なくても動きます。RTX 2060のノートパソコンで十分使えてます。CPUだけでも小さいモデルならちゃんと動きますよ。
モデル読み込んだら、すぐチャット画面が出てきます。ChatGPTみたいに話しかければいいんですが、思ったより速くて驚きました。特にコーディングの質問とか、クラウドサービスと同じくらいちゃんと答えてくれます。
実際使ってみてわかったこと
プライバシーは確実に守られます。会社のコードとか個人的な文書入れても、全然不安じゃないです。データが自分のパソコンから出ないので。
費用も完全にゼロ。一度インストールしたら無制限で使えます。電気代くらいですかね。
速度も一定してます。ネットの状態に関係なく、いつも同じ速度で返事きます。オフラインでも問題なし。
でも最新情報は知らないんですよね。ネット検索機能がないから、リアルタイムのニュースとか最近の話題は答えられません。
モデルの性能はクラウドサービスよりは落ちます。GPT-4とかClaude 3.5レベルではないです。複雑な推論とか創造的な作業は限界があります。
ハイブリッドで使うのがいいかも
結局、両方組み合わせて使ってます。プライベートな作業とかオフライン環境ではローカルAI、最新情報とか高度な推論が必要なときはクラウドAI、という感じで。
たとえば会社のコードレビューとか個人的なメモの分析はローカルAIで、最新技術トレンドの調査とか複雑な文章作成はChatGPTとかClaudeでやってます。
これから1-2年で、日常的なAI作業はほとんどローカルでできるようになると思います。クラウドは本当に特別な作業だけになるんじゃないでしょうか。
ローカルAIは確かに未来がありますよ。プライバシーの心配なく、費用負担なく、自分の好きなようにAI使えるって、本当に魅力的です。まだちょっと面倒ですが、すぐみんな簡単に使えるようになるはず。
ローカルAI始めたい方は、LM Studioから試してみてください。思ったより簡単ですから。